男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

初春狸御殿

  • はつはるたぬきごてん
  • Enchanted Princess
  • ----

amazon


  • 平均評点

    62.2点(91人)

  • 観たひと

    118

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    31

基本情報

ジャンル ファンタジー
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/12/27
上映時間 84分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督木村恵吾 
脚本木村恵吾 
企画山崎昭郎 
製作三浦信夫 
撮影今井ひろし 
美術上里義三 
西岡善信 
音楽吉田正 
録音大谷巖 
照明岡本健一 
編集菅沼完二 

キャスト

出演市川雷蔵 狸吉郎
若尾文子 きぬた姫
若尾文子 お黒
勝新太郎 栗助
中村玉緒 第四の姫
金田一敦子 第二の姫
仁木多鶴子 第六の姫
真城千都世 腰元かえで
近藤美恵子 第一の姫
水谷良重 腰元おはぎ
中村鴈治郎 家老狸右衛門
藤本二三代 第七の姫
神楽坂浮子 第三の姫
松尾和子 第五の姫
小浜奈々子 河童おぶく
楠トシエ 老女狸路
岸正子 腰元おかや
美川純子 腰元尾花
大和七海路 腰元おくず
小町るみ子 腰元桔梗
毛利郁子 河童おぴよ
菅井一郎 泥右衛門
トニー谷 奥番狸六
江戸家猫八 泥右衛門乾分狸松
三遊亭小金馬 泥右衛門乾分狸五郎
左卜全 善六
嵐三右衛門 用人狸十郎

解説

「歌麿をめぐる五人の女(1959)」の木村恵吾が自らの脚本を監督した狸御殿映画。撮影も「歌麿をめぐる五人の女(1959)」の今井ひろし。主な出演者は「浮かれ三度笠」の市川雷蔵、「美貌に罪あり」の若尾文子、勝新太郎。

あらすじ

狸の国、カチカチ山の村娘お黒は大の孝行者だ。父の泥右衛門がカチカチ山で兎にしてやられた火傷の古きずの手当てに薬を売りに来る栗助を、憎からず思っていた。栗助もお黒が好きだった。ある日、猟師に追われて森へ逃げ出したお黒と泥右衛門は、番傘に化けた。同じく逃げこんできた狸御殿の腰元たちが、折からのにわか雨にこの番傘をさして帰った。狸御殿では、隣国の若君狸吉郎がきぬた姫との見合いにやって来るというので大騒ぎ。しかしきぬた姫は人間の夫を持ちたいと狸吉郎の到着と同時に人間社会へ家出してしまった。老女の狸路はお黒がきぬた姫と瓜二つなのを利用し、お黒を姫の身代りに立てた。狸吉郎はこのお黒にすっかり魅せられてしまった。きぬた姫の行方は一向に分らなかった。狸吉郎とお黒の恋愛はどんどん進行した。家老の狸右衛門は、お家安泰のために結婚させようと決心した。ところが、姫が人間たちから相手にされず悄然と狸の国へ帰って来たのだ。泥右衛門はいま帰られては折角の玉のコシがと、姫の帰路を襲った。これを知ったお黒は、姫の姿に代り、泥右衛門の一刀を浴びた。しかしお黒も栗助の薬で奇跡的に助かった。かくしていまはしとやかな娘に帰ったきぬた姫と狸吉郎、お黒と栗助という二組の祝言がめでたく取り行われることになった。

関連するキネマ旬報の記事

1960年2月特別号

日本映画批評:初春狸御殿

1960年1月上旬新春特別号

新作グラビア:初春狸御殿

日本映画紹介:初春狸御殿