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日本残侠伝

  • にほんざんぎょうでん
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  • 平均評点

    72.0点(24人)

  • 観たひと

    34

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/8/9
上映時間 95分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督マキノ雅弘 
脚本マキノ雅弘 
永田俊夫 
原作マキノ雅弘 
企画高木雅行 
撮影横山実 
美術中村公彦 
音楽小杉太一郎 
録音沼倉範夫 
照明藤林甲 
編集辻井正則 
スチル式田高一 

キャスト

出演高橋英樹 中山秀次郎
川地民夫 銀流しの梅吉
郷えい治 喧嘩寅松
津川雅彦 木曽の吾作
水島道太郎 江戸常五郎
南田洋子 おせい
岩井友見 弘子
梶芽衣子 春代
田中春男 おくま
三島雅夫 角芳の旦那
伴淳三郎 粂之助
山本陽子 キミ
須賀不二男 大場
深江章喜 岩田
杉江広太郎 弁天徳
長門裕之 黒髪の銀次
葉山良二 難波市

解説

マキノ雅弘が原作・脚色・監督し、永田俊夫が共同脚色した任侠もの。「続 女の警察」の横山実が撮影を担当。

あらすじ

大正半ば、浅草に根を張るやくざ大場と岩田は、角芳の長屋をこわし、デパートを作ろうと画策していた。それを知った木場人足の親方江戸常は、長屋の住民のため、角芳に長屋を売らぬよう頼むのだった。が、その帰り道、江戸常は、材木の下敷となり、不慮の死を遂げた。そんな時、江戸常組の小頭秀次郎が、一年の仮釈を得て帰って来たが、親方の気持を知り長屋を守ろうと決心するのだった。しかしその頃、岩田は角芳を陥し入れ、契約書に印を押させてしまった。これを知った秀次郎は、仮釈の身ゆえ何もできず苦しんだ。そんなある日、江戸常組の吾作は、浅草で同郷の女春代に会った。春代は、秀次郎が警察に行ったのは、自分を救おうとしたからだと吾作に告げ、秀次郎に会わせてくれるよう頼んだ。吾作は、願いを叶えてやろうと春代を連れだしたが、岩田の子分に見つかり、“女郎の足抜き”と、二人は、追われる身となった。岩田の子分たちは、江戸常組にも押しかけ、決着をつけるよう迫り、未亡人のおせいは、その場を見かねて、証文を買い、春代を自由の身にした。そうとも知らぬ二人は、逃げ続け、遂に追手の凶刃に倒れた。哀れな二人の最後を知った仲間の銀次は怒り、単身岩田に乗り込んだが、銃殺されてしまった。銀次の通夜の日、火事で長屋は焼け跡と化した。三人の死と不審な火事とに、仮釈の身と耐えてきた秀次郎の怒りが爆発した。江戸常の半纏を、おせいに返した秀次郎は、殴り込みをかけ、岩田を倒した。

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1969年9月上旬号

日本映画紹介:日本残侠伝