男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

昭和残侠伝 血染の唐獅子

  • しょうわざんきょうでんちぞめのからじし
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    70.6点(91人)

  • 観たひと

    142

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/7/8
上映時間 90分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督マキノ雅弘 
脚本鈴木則文 
鳥居元宏 
企画俊藤浩滋 
吉田達 
撮影星島一郎 
美術藤田博 
音楽菊池俊輔 
録音井上賢三 
照明梅谷茂 
編集祖田富美夫 
スチール遠藤努 

キャスト

出演高倉健 花田秀次郎
池部良 風間重吉
藤純子 風間文代
加藤嘉 鳶政
宮城千賀子 おひさ
小林勝彦 明夫
水島道太郎 聖天の五郎
大村文武 ペス虎
山城新伍 一升舛の音吉
曽根晴美 活弁
須賀良 二銭鮨
津川雅彦 お坊主竹
岡部正純 十二階
桑原幸子 エミイ
牧紀子 染次
萩玲子 花奴
清川虹子 おつた
金子信雄 高見沢耕作
河津清三郎 阿久津剛三
天津敏 三日仏
植田灯孝 奥田
久保一 岩崎
八名信夫 オートジャイロ
北川恵一 銭亀
佐藤晟也 土手八
沢彰謙 岩源
萩原正勝 吉田
荒船行一 大野
志摩栄 鳶兼
久保比佐志 鳶由
内藤正 角三
小塚十紀雄 丸伍
打越正八 屋根源
木川哲也 係員
岡野耕作 木村
滝島孝二 人足頭(1)
山田甲一 人足頭(2)
清水正 医者

解説

「日本侠客伝 白刃の盃」の鈴木則文と、「男の勝負」の鳥居元宏が共同でシナリオを執筆し「日本侠客伝 白刃の盃」のマキノ雅弘が監督した侠客もので“昭和残侠伝”シリーズ第四作目。撮影は「解散式」の星島一郎。

あらすじ

昭和初期。浅草界隈の左官、大工をまとめ信望を一身に集める鳶政は、今は病身で、後取りの小頭の秀次郎が兵役から帰還してくるのを待っていた。そうした時、東京で博覧会が開かれることになり、会場が上野に決った。上野は鳶政の縄張りだったが、博徒阿久根一家が札束をつんで工事の利権を譲れと言ってきた。これを断った鳶政は阿久津の子分三日仏に殺された。阿久津はその上、市の土木局長高見沢と結託し、鳶政傘下の業者を買収してしまった。そんなやり方に、阿久津の代貸し重吉とその妹文代は心を痛めていた。重吉は秀次郎とは親友だった。やがて秀次郎が帰ってきた。そして入札は無事に鳶政一家に落ち、会場建設の大工事が始った。そんな時、音吉が芸者染次を身請けするため大切な纒を質屋の岩源に渡し、それが阿久津の手に渡るという事件が起った。音吉は責任を感じそれを取り返しに行って殺され、染次も阿久津に身を売る約束で纒を取返したが、音吉の後を追って死んだ。秀次郎たちは阿久津への激しい怒りに駆られたものの、今は工事の方が大切と会場建設に全力を注ぐのだった。しかし阿久津たちはそんな鳶政一家に次々と工事の妨害を仕かけてきた。それをじっと耐えていた秀次郎たちだったが、工事現場に放火された時は勘忍袋の緒を切らした。一方、度重なる阿久津の悪どいやり方に重吉は盃を叩き返し、秀次郎の許に駆けつけた。ちょうど秀次郎は、ひとりで殴り込もうとする鳶政のひとり息子明夫を制し、自分で行こうとしていた。かわりに秀次郎と重吉が阿久津一家に殴り込んだ。二人は思う存分暴れ回り、たちまち修羅場と化したが、その中で重吉が三日仏に殺された。しかし、唐獅子牡丹の刺青を背に暴れる秀次郎に、阿久津も三日仏も倒されていった。

関連するキネマ旬報の記事

1967年8月上旬号

新作グラビア:昭和残侠伝 血染めの唐獅子

日本映画紹介:昭和残侠伝 血染の唐獅子