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殺しの烙印

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  • 平均評点

    71.2点(247人)

  • 観たひと

    357

  • 観たいひと

    26

  • レビューの数

    65

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/6/15
上映時間 91分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鈴木清順 
脚本具流八郎 
企画岩井金男 
撮影永塚一栄 
美術川原資三 
音楽山本直純 
録音秋野能伸 
照明三尾三郎 
編集丹治睦夫 
スチル坂東正男 

キャスト

出演宍戸錠 花田五郎
小川万里子 花田真美
真理アンヌ 中条美沙子
南原宏治 大類進
玉川伊佐男 薮原道彦
南廣 春日義平
久松洪介 宝石商
緑川宏 眼科医
荒井岩衛 義眼の男
長弘 バーテン
伊豆見雄 コック
宮原徳平 下級官吏
戸波志朗 郵便配達人
萩道子 スナックの女
野村隆 ボーイ

解説

新人の具流八郎がシナリオを執筆し、「けんかえれじい」の鈴木清順が監督したアクションもの。撮影は「続東京流れ者 海は真赤な恋の色」の永塚一栄。

あらすじ

プロの殺し屋としてNO3にランクされている花田は、五百万円の報酬である組織の幹部を護送する途中、NO2とNO4らの一味に襲撃された。花田の相棒春日は倒れたが、組織の男の拳銃の腕前はすばらしいもので、危うく危機を脱した花田は、その男を無事目的地に送り届けた。仕事を終えたあとの花田は緊張感から解放されたためか、妻の真美と野獣のように抱き合うのだった。ある日、花田は薮原から殺しの依頼を受けた。しかも、四人を殺して欲しいというのだ。花田は自分の持つ最高のテクニックを用いて、次々と指名の人間を消していった。しかし、最後の一人である外国人を殺すのに手間どり、結局失敗してしまった。殺し屋に失敗は許されない。組織は女殺し屋美沙子を差向けてきた。家に逃げ帰った花田に妻の真美が拳銃を向けた。真美も殺し屋だったのだ。九死に一生を得た花田は美沙子のアパートに転げこんだ。そんな花田を美沙子は射つことが出来なかった。その夜、二人は殺し屋の宿命におびえながらお互いを求めあった。やがて花田殺しに失敗した美沙子は組織に捕われ、彼女を救いに行った花田は組織の連中と対決したが、そこに現われたのは、かつて花田が護送した男大類だった。大類こそ、幻の殺し屋といわれるNO1なのだ。大類は対決の場所として後楽園ジムを指定した。花田は腕は大類の方が一枚上であることを悟り、捨身戦法で対決しようと覚悟した。それが効を奏し、大類は花田に倒されたが、花田も大類の一弾を受けていた。ジムの中によろめき立っている花田の前に美沙子が現われたが、すでにその見分けのつかない花田は彼女を射った。そして花田も、「NO1は誰だ!」と絶叫してその場に崩れ落ちていった。

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日本映画紹介:殺しの烙印