男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

続 浪曲子守唄

  • ぞくろうきょくこもりうた
  • Daddy's Lullaby
  • ----


  • 平均評点

    54.0点(3人)

  • 観たひと

    10

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/4/1
上映時間 88分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鷹森立一 
脚本池田雄一 
企画扇沢要 
吉田達 
撮影西川庄衛 
美術江野慎一 
音楽菊池俊輔 
録音渡辺義夫 
照明川崎保之丞 
編集長沢嘉樹 
スチル丸川忠士 

キャスト

出演千葉真一 遠藤文吾
下沢広之 遠藤健一
小山明子 いく
黒川俊哉 タカシ
嵐寛寿郎 銀造
田中邦衛 向う傷のジョー
大原麗子 照子
河津清三郎 根岸
沼田曜一 戸川
沢彰謙 為さん
中村是好 源さん
玉川良一 先生
岡部正純 学生服
岡崎二朗 川上
国景子 八重
京唄子 お福
鳳啓助 お福の夫
花澤徳衛 山崎
植田灯孝 親分
石井富子 きみ
木川哲也 根岸の子分A
北川恵一 根岸の子分B
滝島孝二 根岸の子分C
谷本小夜子 おかみさん
須賀良 チンピラA
打越正八 食堂の親爺
山本みどり お秀

解説

「浪曲子守唄」の池田雄一がシナリオを執筆し、鷹森立一が監督したやくざもので、“浪曲子守唄”シリーズ第二作目。撮影も前作同様西川庄衛。

あらすじ

文吾が向う傷のジョーと共に出所した時、文吾の子供健一を預っていた照子は母に死なれて生活に困り、健一を知人に託して遠国に身を売っていた。それから文吾が健一を連れて照子を探す旅が始った。ある雪国の町に来た文吾は関東たつまき一家の銀造の許可を得て香具師の商売を始めたが根岸組に店を壊されてしまった。新興勢力の根岸組はこの町で次第に縄張りを拡げていたのである。親分を何者かに殺された銀造は未亡人のいくと跡継のタカシの成長を楽しみに根岸組に対していた。ある日、この町で女中をしている照子を見つけた文吾は彼女を妾にと狙う根岸から救い出し、逃してやった。そして彼女の口から銀造の親分を殺したのが根岸であることを知った文吾は銀造にそれを伝えた。そんな騒ぎの中でタカシと健一は仲良しになっていったが、照子のことや、またあくまで対抗する銀造に腹を立てた根岸は、タカシをさらった。それを聞いて根岸組に駆けつけた文吾は、そこの用心捧におさまっているジョーを見て驚いたが、タカシを渡すよう根岸に迫った。一方、銀造も親分の仇を討つ好機と駆けつけたのだが根岸を刺したのは意外にもジョーだった。彼は銀造の一人息子で、根岸に近づくため用心棒になっていたのである。根岸の子分たちは親分を失って動揺したが激しい乱闘になり、ジョーは死んだ。そして、生残って散り散りに逃げていく根岸の子分たちがいなくなった後、銀造は一人で罪を負って自首した。いくと共にその銀造を見送った文吾も、健一を連れて再び旅に出るといくに告げた。いつか文吾に好意以上のものを感じるようになったいくだが、ただ黙って見送るより仕方がなかった。

関連するキネマ旬報の記事