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男の勝負

  • おとこのしょうぶ
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  • 平均評点

    65.1点(15人)

  • 観たひと

    24

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/7/1
上映時間 91分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督中島貞夫 
監修マキノ雅弘 
脚本鳥居元宏 
中島貞夫 
原作紙屋五平 
企画西川幸男 
俊藤浩滋 
秋元隆夫 
撮影山岸長樹 
美術吉村晟 
音楽菊池俊輔 
録音野津裕男 
照明和多田弘 
編集宮本信太郎 
スチール諸角義雄 

キャスト

出演村田英雄 藤岡重助
北島三郎 東京銀二郎
天知茂 奥田弁次郎
岩尾正隆 野晒しの伍助
中村竹弥 中村治兵衛
天津敏 五十路駒蔵
沢彰謙 山田屋源兵衛
林真一郎 山田倉吉
南田洋子 芙美
藤純子 おその
松尾嘉代 富子
二宮ゆき子 お粂
品川隆二 天下平兵衛
楠本健二 新城伴五郎
長門裕之 横井勘一
小島慶四郎 中島長吉
河村満和 子分
宮口二郎 子分
毛利精二 子分
有川正治 弥三郎
疋田圀男 寅松
国一太郎 お役者時次郎
脇中昭夫 子分
加賀邦男 梶山
那須伸太朗 役人
名護屋一 巡査
都賀静子 内儀
蓑和田良太 灰買いの商人
大浦和子 
川波公二郎 芸人
佐々木松之丞 芸人
坂東京二郎 芸人
浪花五郎 材木商
大城泰 ブンチャン楽隊の男
高倉健 千住小太郎

解説

紙屋五平の原作『浪花太平記』を「十七人の忍者 大血戦」の鳥居元宏と「893愚連隊」の中島貞夫が共同で脚色し、中島貞夫が監督したやくざもの。撮影は「日本大侠客」の山岸長樹。

あらすじ

山田屋一家の養子重助は千日前を繁華街にしようと思っていた。維新前は刑場だったという千日前は荒涼とした場所だが、道頓堀のすぐ傍だ、この計画は成功すると重助は考えた。だが、山田屋一家のライバル五十路駒蔵も千日前の縄張りを握ろうと策略をめぐらしていた。そして、駒蔵は邪魔な重助を片づけようと、野晒しの伍助に命じた。その伍助の短刀から重助を救ったのは奥田弁次郎という香具師たった。弁次郎もまた千日前開発を考えていたのだった。これを機に、二人は千日前開発に協力してあたることになった。やがて、計画は軌道にのり、千日前には香具師たちの小屋がかかり、荒涼としていた場所は見違えるほどの繁華街に変貌していった。だが、重助が、山田屋に草鞋をぬいだ千住小太郎と許婚者のおそのの苦境から二人を助けていた時、騒動がもち上った。重助の子分倉吉が、女のことからトランプ師銀次郎を刺し、弁次郎たちの小屋で暴れたのだ。そのため弁次郎は倉吉を処分しようとしたが重助は反対した。倉吉は、実は重助の義父源兵衛の隠し子だったのだ。この争いは山田屋一家と奥田一家の乱闘にまで発展したが、弁次郎の後見人中村治兵衛のとりなしで何とかおさまった。一方、倉吉は駒蔵にだまされて、千日前払下げの書類に山田屋の印をおしてしまった。事の重大さに驚いた源兵衛は駒蔵にかけ合ったが逆に殺されてしまった。そして倉吉も自分の不始末を償おうと単身駒蔵に向ったが刺されてしまった。このことを知った重助と弁次郎は千日前を守るため団結して駒蔵一家に殴り込みをかけた。その中には千住小太郎も加わっていた。そして、駒蔵一家を倒した後、一切の責任をとって自首したのは、重助の恩義に我身を犠牲にして報いようとする千住小太郎たった。

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