男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

東京流れ者

  • とうきょうながれもの
  • The Tokyo Wanderer
  • The Tokyo Wanderer

amazon


  • 平均評点

    68.7点(241人)

  • 観たひと

    344

  • 観たいひと

    19

  • レビューの数

    60

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/4/10
上映時間 82分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鈴木清順 
脚色川内康範 
原作川内康範 
企画仲川哲朗 
撮影峰重義 
美術木村威夫 
音楽鏑木創 
録音秋野能伸 
照明熊谷秀夫 
編集井上親弥 
スチル萩野昇 

キャスト

出演渡哲也 本堂哲也
松原智恵子 千春
吉田毅 敬一
二谷英明 相沢健次
北龍二 倉田
長弘 熊本
江角英明 大塚
郷えい治 田中
木浦佑三 藤村
川地民夫 辰造
柴田新 音吉
玉村駿太郎 小柳
日野道夫 吉井
浜川智子 睦子
玉川伊佐男 梅谷
伊豆見雄 酒井刑事

解説

川内康範が原作とシナリオを執筆、「河内カルメン」の鈴木清順が監督したアクションもの。撮影もコンビの峰重義。

あらすじ

流れ者の歌をくちづさむ本堂哲也を、数名の男がとり囲んだ。彼らは、哲也の属する倉田組が、やくざ稼業から不動産業にかわったのを根にもち、ことごとく倉田組に喧嘩をうろうとする大塚組のものであった。だが哲也は倉田の無抵抗主義を守りぬいた。哲也は恋仲の歌手千春と結婚して、やくざをやめる決心をしていた。倉田は経営が苦しく金融業の吉井からビルを担保に金を貸りていた。哲也はそれを知ると単身吉井に会い手形延期を申し込んだ。これを大塚のスパイで、事務員の睦子から聞いた大塚は、部下を使い吉井に担保のビルの権利書一切を渡せと脅した。電話で権利書をとられ、吉井が殺されたことを知った哲也は、怒りに身をふるわせた。大塚は邪魔者の哲也を殺すため殺し屋辰造を雇った。だが辰造は哲也の敵ではなかった。その頃大塚は倉田に哲也とひきかえにビルの問題から手をひくともちかけた。かげでこれを聞いた哲也は単身大阪に発った。だが辰造はしつこく哲也を追った。一方東東では大塚が、権利書を戻すかわりに、ビルの地下で千春にクラブ商売をさせて欲しいと申し出た。倉田は自分の利益のために哲也を見殺しにしようとしていた。東京に帰った哲也は、千春を捜した。しかし千春は、哲也が殺されたと聞かされ大塚のクラブに出ていた。哲也と千春を慕う敬一は、千春に哲也の健在を知らせ哲也に千春のいる場所を知らせた。怒った哲也は、倉田、大塚に銃弾をむけた。悽惨な死闘の末、哲也はやくざの醜さを思い知らされた。夢をなくした哲也は、千春に書置きを残すとどこへともなく去っていった。

関連するキネマ旬報の記事

1966年5月下旬号

日本映画批評:東京流れ者

1966年4月下旬号

日本映画紹介:東京流れ者