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忍法忠臣蔵

  • にんぽうちゅうしんぐら
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  • 平均評点

    57.8点(22人)

  • 観たひと

    38

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/2/25
上映時間 83分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督長谷川安人 
脚色加藤泰 
高田宏治 
原作山田風太郎 
企画小倉浩一郎 
折茂武雅 
撮影わし尾元也 
美術塚本隆治 
音楽津島利章 
録音加藤正行 
照明金子凱美 
編集堀池幸三 
スチル深野隆 

キャスト

出演丹波哲郎 無明綱太郎
五十嵐義弘 上杉綱憲
西村晃 千坂兵部
桜町弘子 織江
桜町弘子 おゆう
岡島艶子 卯女
大浦和子 とよ
三島ゆり子 お弓
扇町京子 お梁
阿井美沙子 お琴
内田高子 鞆絵
弥永和子 お杉
小島恵子 お桐
佐藤京一 万軍記
宍戸大全 白糸錠閉
阿波地大輔 月ノ輪求馬
河村満和 鴉谷笑兵衛
鈴木金哉 瓜運兵三郎
福本清三 浪打大之進
有川正二 折壁弁之助
笹々木俊司 女坂伴内
志賀勝 穴目銭十郎
蓑和田良太 鍬形半之丞
大木実 大石内蔵助
村居京之輔 小野寺十内
原京市 原惣右衛門
小林昭二 堀部安兵衛
脇中昭夫 毛利小平太
南都雄二 神崎与五郎
田中邦衛 不破数右衛門
岬瑛子 お通
神戸瓢介 将軍綱吉

解説

山田風太郎の原作を「幕末残酷物語」の加藤泰と「十兵衛暗殺剣」の高田宏治が共同で脚色「集団奉行所破り」の長谷川安人が監督した“くノ一”シリーズ第三作目。撮影は「黒の盗賊」のわし尾元也。

あらすじ

元禄十四年。伊賀者無明綱太郎は、裏切った許婚者おゆうを斬り、朋輩の追求を受けていたが、折から起った松の廊下の刃傷騒ぎにまぎれて、宇都宮へと逃走した。途次、忍者の手から千坂兵部の娘織江を助けた綱太郎は、千坂邸へ居候の身となった。千坂兵部は主君上杉綱憲が放った能登忍者万軍記に加え、赤穂浪士を骨ぬきにすべく、お琴、お弓、お桐、お梁、お杉、鞆絵の六人のくノ一忍者を囲い、その統率を綱太郎に依頼した。綱太郎は織江を交換条件にこの役をひき受けた。この冬赤穂浪士は、くノ一忍者により奇怪な死に方をする者があった。これを案じた堀部安兵衛、高田軍兵衛らは、大石に討入りを迫ったが回答は得られず、不穏な空気の中に不破数右衛門が駈けつけ、槍で大石の背後の床柱をつくや、鮮血と共に能登忍者白糸錠閉が転り出た。だが本物の数右衛門の出現でその数右衛門は綱太郎に変じた。大石をねらう能登忍者の出現で、大石邸は修羅場と化したが、軍記も綱太郎も姿を消した。数日後、矢頭右ヱ門七は、お弓に忍法歓喜天をかけられ、右ヱ門七はお弓にお弓は右ヱ門七にと変じていた。その頃、討入りの日取を正す安兵衛は、茶屋遊びをする大石から、仇討の日取を書いた書状を受け取ったが、右ヱ門七に化けたお弓に盗まれた。だが軍記によって術を見破られたお弓は、苦しみもだえた。忍者の手は浪士の妻の上にもふりかかっていた。やがて日野家用人垣見五郎兵衛となりすまして大石一行が箱根にさしかかった時綱太郎はたちはだかって、忍法にかかった妻を示したが、大石の決心はかわらず、江戸へと向った。元禄十五年十二月十四日、ついに防げず、討入りを知らされた兵部は、織江を綱慶に送り、殿の安泰を祈った。これを知った綱太郎は、綱慶の寝所に走り、命を断つ織江を救い、綱憲をくノ一に任せると江戸へ向った。陣太鼓が二人の耳に遠く聞えていた。

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