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現代インチキ物語 ど狸

  • げんだいいんちきものがたりどたぬき
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  • 平均評点

    66.7点(6人)

  • 観たひと

    12

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/2/29
上映時間 88分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中重雄 
脚色藤本義一 
原作北条秀司 
企画財前定生 
撮影高橋通夫 
美術上里忠男 
音楽北村和夫 
録音大角正夫 
照明岡本健一 
編集菅沼完二 
スチル西地正満 

キャスト

出演京マチ子 おかつ
船越英二 直三郎
中村玉緒 千代子
高千穂ひづる 信代
丸井太郎 松助
大辻伺郎 与次郎
小林勝彦 島吉
中村鴈治郎 善助
真城千都世 芸妓玉太郎
紺野ユカ きよ

解説

北条秀司原作『比叡颪』より、「現代インチキ物語 騙し屋」の藤本義一が脚色、「暗黒街NO.1」の田中重夫が監督した風俗喜劇。撮影もコンビの高橋通夫。

あらすじ

琵琶湖に面した老舗の料亭魚吉楼の主人直三郎は無類の女ずき。後妻のおかつは昔京都で左褄をとり、正妻おりえが病気で実家に帰ったスキに居据ったしっかり者。しかしおかつの頭の中を去来するのは新興宗教の教主光尊が口にした第三の女の存在だ。そんなある日職安の紹介で千代子という若い女がやって来た。第三の女の出現と色めきたったが、どちらもなかなかなようすだ。女中頭の信代に監視を頼んだが信代が逆に直三郎にモーションをかける始末。そこへ島吉という新しい板前がやって来た。腕前満点の彼の出現はおかつにとっては大喜びだったが、島吉は魚吉楼を狙う光尊が送りこんだ新手だったのだ。ある日、魚吉楼で客の金が紛失するという事件が起きた。女中達の持物が大捜索された結果、金は千代子の持物の中から発見された。大騒動の魚吉にヒモと称する与次郎が入ってど狸も顔負けのばかし合いが始った。島吉、信代、千代にかこまれたおかつはノイローゼ気味。新興宗教にいよいよ頼りっぱなしという状態。そんな魚吉楼から火が出た。仏壇の裏にかくしてあった二十万円を盗み、証拠いん滅を計った放火らしい。この犯人追跡をつづける内に、なみいるど狸のばけの皮はつぎつぎとはがされていった。

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1964年3月下旬号

日本映画紹介:ど狸