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舞妓と暗殺者

  • まいことあんさつしゃ
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  • 平均評点

    66.6点(24人)

  • 観たひと

    36

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/8/28
上映時間 75分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督三隅研次 
脚本新藤兼人 
企画土井逸雄 
撮影本多省三 
美術内藤昭 
音楽小杉太一郎 
録音大谷巖 
照明古谷賢次 
編集菅沼完二 
スチル小牧照 

キャスト

出演高田美和 ひな菊
津川雅彦 九鬼進二郎
城健三朗 長州の実力者
成田純一郎 藤木市之進
松本錦四郎 宮森蔵浩
山本耕一 前川勇之助
島田竜三 桂小五郎
阿井美千子 よしの
真城千都世 ひで奴
若杉曜子 君蝶
高森チズ子 
中村芳子 柳月亭の女将
伊達三郎 進二郎の兄民太郎
田村保 谷田左門
伊藤正次 窪田利行
市原清彦 大川浩太郎
堂本寛 見廻り組隊士一
水原浩一 秋月悌二郎
荒木忍 進二郎の父吉右衛門
近江輝子 柳月亭の仲居
橘公子 ひな菊の母マキ
玉置一恵 目明し佐吉
原聖四郎 安斎浩左衛門
堀北幸夫 襲われる武士
石原須磨男 ひな菊の父徳三

解説

「嘘(1963)」の新藤兼人のオリジナルシナリオを「女系家族」の三隅研次が監督した幕末もの。撮影は「第三の影武者」の本多省三。

あらすじ

幕末の京都--。祇園の舞妓ひな菊は、見廻り組の隊士に追われてきた若侍九鬼進二郎を救った。進二郎は、指導者格の前川ら六人と長州を脱藩し倒幕派に加った下級武士の一人で、反対派の大物暗殺がその使命だった。西陣の貧しい町家育ちのひな菊と、未来の希望を話す進二郎。二人の心は通い合って逢瀬を重ねた。ある夜、強敵とぶつかって仲間の宮森、藤木を失った進二郎は、真先に逃げる前川の姿に疑惑をもった。前川は運動費を受け取るうち、生活を乱していたのだ。その前川が、ひな菊に目をつけた。前川は座敷から隙をみて逃げ出したひな菊を追ったが、ひな菊が進二郎の胸にすがって泣くのをみてあわてた。指導者たるもの遊びも必要とうそぶき、さらに私行上の秘密を守れば、目的達成後の地位を約束しようという前川に、進二郎は呆れた。進二郎を消そうとする前川は、彼に会津藩邸襲撃を命じ、会津藩にこれを通報した。進二郎は辛うじて逃れたが、襲撃の失敗を進二郎の通報によるものと前川が上司に報告したため、進二郎は市中に身をかくした。前川はあくまでひな菊の体を求めた。いよいよ逃られぬとなった夜、ひな菊は長州の宿へ帰って出直すという進二郎に、連れて行ってくれと頼んだ。それを知って前川とその腹心が襲いかかってきた。ひな菊をかばって動きがにぶる進二郎は、二人を倒したが、前川の刃に深手を負った。が、進二郎の刀も前川の胸をつらぬいた。狂気のように駈けよった進二郎とひな菊は、血に染まったまま抱き合った。

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