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しとやかな獣

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  • 平均評点

    81.7点(183人)

  • 観たひと

    283

  • 観たいひと

    25

  • レビューの数

    39

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/12/26
上映時間 96分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督川島雄三 
脚色新藤兼人 
原作新藤兼人 
企画米田治 
三熊将暉 
撮影宗川信夫 
美術柴田篤二 
音楽池野成 
録音西井憲一 
照明伊藤幸夫 
スチル椎名勇 

キャスト

出演若尾文子 三谷幸枝
伊藤雄之助 前田時造
山岡久乃 前田よしの
川畑愛光 前田実
浜田ゆう子 前田友子
高松英郎 香取一郎
小沢昭一 ピノサク
船越英二 神谷栄作
山茶花究 吉沢駿太郎
ミヤコ蝶々 マダムゆき

解説

「人間」を監督した新藤兼人の原作・脚色から、「雁の寺」の川島雄三が監督した社会ドラマ。撮影は「瘋癲老人日記」の宗川信夫。

あらすじ

アパートが立ち並ぶ郊外の団地、前田家はその四階の一角を占めている。前田時造は元海軍中佐、戦後どん底の生活を経験した彼は自分の殻にとじこもり、子供たちを踊らせるあやつり師になった。息子の実には芸能プロの使い込みをやらせ、娘の友子は小説家吉沢の二号である。その友子が別れ話をもって帰って来た。友子を追って現れた吉沢にまだ友子への未練があるとみると、極力恐縮したふりをする時造夫婦だった。実は会社の会計係三谷幸枝と関係があった。その幸枝が、念願の旅館が開業の運びになったからこの辺で別れたいと言うのである。子供を抱え夫に死なれた彼女にとって唯一の道は思いきり体を使って生きるほかなかった。男の誘惑に巧みに乗り、大いに貢がせる。実との取引は既に終っていると幸枝は言い放つのであった。芸能プロにも辞表を出した。恩を仇で返したと社長の香取が怒っても、幸枝は香取の尻っぽを握っている。彼は幸枝のために使い込んだ金のことで税務署の神谷を抱き込んでいるのだ。神谷に払われた金がそっくり幸枝に戻ってくるのは、ホテルへ行って愛情の代償として貰うものであるから関係ないとうそぶく幸枝の見事さに、さすがの時造一家も感嘆するばかりだった。しかし幸枝にはまり込んでいた実は嫉妬に歯をくいしばるのだ。税金未納の責任で神谷が馘になったと聞いて、幸枝は一瞬驚いた。香取や実は当然罪に問われるだろう。それでも私は傷つくことはない……。幸枝はキッパリと実たちに絶縁の言葉を残して去って行った。前田家の団らんの中に神谷が幸枝を探しに来て空しく帰った。友子と実がステレオで踊り時造とよしのがビールを飲んでいる頃、アパートの屋上から神谷の体が落下して行った。

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