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ひとりぼっちの二人だが

  • ひとりぼっちのふたりだが
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  • 平均評点

    63.0点(23人)

  • 観たひと

    38

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/11/3
上映時間 97分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督舛田利雄 
脚本熊井啓 
江崎実生 
企画水の江滝子 
撮影横山実 
美術千葉和彦 
音楽中村八大 
録音橋本文雄 
照明河野愛三 
編集辻井正則 
スチル斎藤誠一 

キャスト

出演高橋英樹 田島英二
吉永小百合 田島ユキ
浜田光夫 杉山三郎
坂本九 浅草九太
渡辺トモコ 岩下トモコ
楠田薫 岩下きく
松本染升 吉野
内田良平 武田
小池朝雄 内海
市村博 十二階
杉山俊夫 ちょうちん
武藤章生 ぽっぽ
柳瀬志郎 カンノン
亀山靖博 ほほづき
木下雅弘 
高品格 佐藤刑事
木島一郎 舞台監督・小林
星ナオミ ローズ
和田悦子 チェリー
葵真木子 リリー
森みどり ミミー
茂手木かすみ マリー
小泉郁之助 江口会長
杉江弘 中川トレーナー

解説

「太陽と星」の熊井啓と「金門島にかける橋」の江崎実生が共同で脚本を執筆、「零戦黒雲一家」の舛田利雄が監督した青春もの。撮影は「あすの花嫁」の横山実。

あらすじ

観音さまの境内をユキは歩いていた。彼女は好色な清水社長のもとへ行くべきなのを逃げて来たのだ。間もなく、彼女を追って来た柳橋一家の男達に見つかったが、吉野のチンピラ、三郎達に救われた。が、仲間の十二階、ちょうちん、ぽっぽといった連中は彼女をこっそり“イタダいた”うえ売りとばすつもりだった。数時間後、三郎達は柳橋一家に追われストリップ劇場へ逃げ込んだ。と、そこで小学校同級生の九太とバッタリ会った。訳を聞いた彼は協力を約束した。が、九太がユキにやさしくするので、三郎は嫉妬し学生達に喧嘩を売った。そんな彼に加勢したのはボクシング練習帰りの英二だった。その英二は柳橋で芸者屋をしているきくを訪れた。以前英二はこの家で娘トモコと働いていたが、きくの仕打ちを怒り飛び出したのだ。英二はきくからユキの一件を聞くと怒って去った。翌日、九太はユキを自分の鳩小屋の中へかくした。そして三郎も改心しユキを守ろうと九太と誓った。英二の新人王決定戦が迫った。が、英二は武田から右腕に傷を負わされた。試合が始まった。英二は傷の痛みのためともすれば劣勢に立った。リングの一角には英二の相手に賭けた武田、内海らがいた。駈けつけた九太、三郎、ユキ、トモコらも声援を送った。ついに英二はK・Oで新人王を勝ちとった。が、彼にはもう一つの勝負が残っていた。ジムの裏には武田、内海、十二階達が彼を待っていた。その背後に三郎とユキがつかまっていた。チンピラ達は英二に向ったが誰も勝てなかった。その時、佐藤刑事がき、武田、内海らは逮捕された。きくも涙ながらに前非を悔いた。ユキの囲りに三郎、英二、九太、トモコが駈けよりしっかり手を握り合った。夜空に九太の歌が流れていった。“あなたの胸の中でひとりぼっちの私、ひとりぼっちの僕、ひとりぼっちの二人……”

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