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秋刀魚の味(1962)

  • さんまのあじ
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  • 平均評点

    80.2点(280人)

  • 観たひと

    485

  • 観たいひと

    31

  • レビューの数

    44

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/11/18
上映時間 113分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督小津安二郎 
脚本野田高梧 
小津安二郎 
製作山内静夫 
撮影厚田雄春 
美術浜田辰雄 
音楽斎藤高順 
録音妹尾芳三郎 
照明石渡健蔵 
編集浜村義康 
スチール小尾健彦 

キャスト

出演笠智衆 平山周平
岩下志麻 平山路子
三上真一郎 平山和夫
佐田啓二 平山幸一
岡田茉莉子 平山秋子
中村伸郎 河合秀三
三宅邦子 河合のぶ子
北龍二 堀江晋
環三千世 堀江タマ子
東野英治郎 佐久間清太郎
杉村春子 佐久間伴子
吉田輝雄 三浦豊
加東大介 坂本芳太郎
岸田今日子 「かおる」のマダム
高橋とよ 「若松」の女将
菅原通済 菅井
織田政雄 渡辺
浅茅しのぶ 佐々木洋子
牧紀子 田口房子
須賀不二男 酔客A

解説

「小早川家の秋」のコンビ、野田高梧と小津安二郎が共同で脚本を執筆。小津安二郎が監督した人生ドラマ。撮影は「愛染かつら(1962)」の厚田雄春。

あらすじ

長男の幸一夫婦は共稼ぎながら団地に住んで無事に暮しているし、家には娘の路子と次男の和夫がいて、今のところ平山にはこれという不平も不満もない。細君と死別して以来、今が一番幸せな時だといえるかもしれない。わけても中学時代から仲のよかった河合や堀江と時折呑む酒の味は文字どおりに天の美禄だった。その席でも二十四になる路子を嫁にやれと急がされるが、平山としてはまだ手放す気になれなかった。中学時代のヒョータンこと佐久間老先生を迎えてのクラス会の席上、話は老先生の娘伴子のことに移っていったが、昔は可愛かったその人が早く母親を亡くしたために今以って独身で、先生の面倒を見ながら場末の中華ソバ屋をやっているという。平山はその店に行ってみたがまさか路子が伴子のようになろうとは思えなかったし、それよりも偶然連れていかれた酒場“かおる”のマダムが亡妻に似ていたことの方が心をひかれるのだった。馴染の小料理屋へ老先生を誘って呑んだ夜、先生の述懐を聞かされて帰った平山は路子に結婚の話を切り出した。路子は父が真剣だとわかると、妙に腹が立ってきた。今日まで放っといて急に言いだすなんて勝手すぎる--。しかし和夫の話だと路子は幸一の後輩の三浦を好きらしい。平山の相談を受けた幸一がそれとなく探ってみると、三浦はつい先頃婚約したばかりだという。口では強がりを言っていても、路子の心がどんなにみじめなものかは平山にも幸一にもよくわかった。秋も深まった日、路子は河合の細君がすすめる相手のところへ静かに嫁いでいった。やっとの思いで重荷をおろしはしたものの平山の心は何か寂しかった。酒も口に苦く路子のいない家はどこかにポッカリ穴があいたように虚しかった。

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2014年3月下旬号

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