男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

新作登録のお知らせ

KINENOTE公式Twitter

秋津温泉

  • あきつおんせん
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    74.4点(104人)

  • 観たひと

    151

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    24

基本情報

ジャンル 文芸
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/6/15
上映時間 112分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督吉田喜重 
脚色吉田喜重 
原作藤原審爾 
企画岡田茉莉子 
製作白井昌夫 
撮影成島東一郎 
美術浜田辰雄 
音楽林光 
録音吉田庄太郎 
照明田村晃雄 
編集杉原よ志 
スチール梶本一三 

キャスト

出演岡田茉莉子 新子
長門裕之 河本周作
日高澄子 お民
殿山泰司 六助
中村雅子 晴枝
戸辺みさ江 蕉子
宇野重吉 松宮謙吉
小夜福子 お澄
神山繁 津田
小池朝雄 大崎
名古屋章 島村
東野英治郎 船若寺住職
吉川満子 お内儀
夏川かほる 直子
芳村真理 陽子
山村聡 三上
辻伊万里 岡山の女
吉田雅利 少年
下元勉 軍医
草薙幸二郎 軍人A
高杉祐児 軍人B
田口計 軍人C
遠山文雄 湯本の男
清川虹子 酒場の女将
西村晃 闇屋
チャーリー黒沢 二世
葵京子 湯本の女給
宮嶋安芸男 職人
高橋とよ 芸者A
千之赫子 芸者B
桜むつ子 芸者C
岡乃桃子 芸者D
富士野みか 芸者E
鶴丸睦彦 新聞記者A
穂積隆信 新聞記者B
福岡正剛 新聞記者C
吉田輝雄 新聞記者D

解説

藤原審爾原作を「甘い夜の果て」の吉田喜重が脚色・監督した文芸もの。撮影もコンビの成島東一郎。

あらすじ

昭和二十年の夏、岡山県の山奥の温泉場“秋津荘”の娘新子は、河本周作を自殺から救った。周作は東京の学生だが、暗い時代に絶望し、体は結核に冒され、岡山の叔母を頼ってやって来たのだった。新子と周作の関係はこれから始まった。それから三年、周作は再び秋津にやって来た。荒んだ生活に蝕まれた体の療養だが、岡山の文学仲間と酒を飲み歩き、終いには新子に「一緒に死んでくれ」と頼んだ。そんな周作に惹かれる新子は、二人で心中を図った。しかし、新子の余りにも清い健康な心に周作は、生きることの美しさを取り戻し帰っていった。昭和二十六年周作はまた秋津にやって来た。女中のお民から知らせをうけて新子の心は弾んだ。周作は文学仲間松宮の妹晴枝と結婚したことを告げて帰っていった。それでも新子は、周作を忘れられなかった。二人が出逢ってから十年目、四度び周作がやって来たのは、別れを告げるためだった。松宮の紹介で東京の出版社に勤めることになったのだ。その夜二人は初めて肉体の関係を持った。昭和三十七年、周作は四十一歳。都会生活の悪い面だけを吸収した神経の持主と変ってしまった周作が、松宮の取材旅行の随行員として五たび秋津にやって来た。周作は料理屋の女将お民をみてびっくりした。お民から新子は“秋津荘”を銀行に売り、母親にも死なれて孤独でいることを聞いた。新子は翌晩、周作の旅館に訪ねて来た。二人は静かに酒を飲んだ。その晩、初めて新子は自分から「一緒に死んで」と頼んだ。俗悪な中年男となっている周作は、一笑にふし、肉体の交わりだけに溺れた。翌朝、新子は周作を送ってから、剃刀で手首を切った。知らせを受けて周作が引返した時は、新子は安らかな死顔をみせて、三十四年の生涯に鮮やかな終止符をうっていた。

関連するキネマ旬報の記事

1962年8月下旬号

日本映画批評:秋津温泉

1962年6月下旬号

特別グラビア:「秋津温泉」の吉田組

日本映画紹介:秋津温泉

1962年6月上旬号

新作グラビア:秋津温泉