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新・悪名

  • しんあくみょう
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  • 平均評点

    63.3点(45人)

  • 観たひと

    87

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/6/3
上映時間 99分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚色依田義賢 
原作今東光 
企画財前定生 
撮影今井ひろし 
美術西岡善信 
音楽斎藤一郎 
録音林土太郎 
照明岡本健一 
編集谷口孝司 
スチル三浦康寛 

キャスト

出演勝新太郎 朝吉
田宮二郎 清次
中村玉緒 お絹
浜田ゆう子 月枝
藤原礼子 お照
万里昌代 お雪
須賀不二男 
沢村宗之助 金子
武智豊子 おふく
伊達三郎 
丸凡太 辰吉
淡波圭子 芳子
荒木忍 善兵衛
茶川一郎 お銀
島田洋介 勘やん
今喜多代 勘やんの女房
鉄砲光三郎 河内音頭の男
浜世津子 お兼
小松みどり およし
加賀美健一 鶴吉
芝田総二 松造
三浦志郎 洗濯屋
岩田正 中年の男
三上哲 浮浪者
沖時男 綿製品を売る男
小南明 靴を買う客
井上武夫 進駐軍の兵士B
小中島亮 進駐軍の兵士A
西岡弘善 勝の若い者甲
谷口昇 勝の若い者乙
薮内武司 金子の若い者甲
安川洋一 金子の若い者乙
北野拓也 金子の若い者丙
南正夫 バタヤの老人
種井信子 パンパン丙
三藤愛子 パンパン甲
辻村博子 パンパン乙

解説

「悪名」シリーズの第三作。今東光原作を「悪名」の依田義賢が脚色、「三代の盃」の森一生が監督したヤクザもの。撮影は「鉄砲安の生涯」の今井ひろし。

あらすじ

復員してきた朝吉は一変した日本の姿に呆然となった。河内では彼は戦死したことになっていて、女房のお絹は再婚していた。がっかりの朝吉は、死んだモートルの貞の女房お照を訪ねた。お照は大阪の闇市で大福餅を売っていた。自分の身代りとなった貞を思って朝吉は四国に貞の生家を訪れ、うらぶれはてた老母ふくを伴って家へ帰って来た。貞に代って孝行しようというのである。或る夜、村で朝吉の歓迎宴が開かれた。それに参加した月枝は進駐軍に暴行され姿を消した。月枝は朝吉の幼友達弥吉の妹で、弥吉は戦死していた。朝吉は月枝を探しに大阪へおふくを伴って出かけた。月枝は釜ケ崎でパンパンになっていた。その元締は、清次という男で、情婦お雪が采配を振っていた。この清次は死んだ貞の弟であったが、そのガメツさかげんに朝吉も手を焼いた。朝吉はしかたなく、昔のヤクザ気質をまるだしに月枝を清次の手から取り返した。月枝は忽ち朝吉に惚れてしまった。清次は外国人のボス金子から、闇市の土地の権利を買いとろうと金を貯めていた。だが、金子は大淀組の勝と組んで闇市を乗っ取ろうとしていて、清次のことなど眼中になかった。勝と金子はヤクザを使って闇市の強制立退きを図りはじめた。だまされたと知った清次は、二連銃をもって殴り込むが逆に監禁されてしまった。これを知った朝吉は大淀組へ単身のりこんだ。手榴弾をとり出す朝吉をみて、勝と金子はあおくなった。話はついた。闇市は保障され清次は朝吉によって救い出された。清次は朝吉の乾分となったが、それは貞そっくりの姿だった。

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