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雁の寺

  • がんのてら
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  • 平均評点

    74.3点(74人)

  • 観たひと

    127

  • 観たいひと

    19

  • レビューの数

    16

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/1/21
上映時間 98分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督川島雄三 
脚色舟橋和郎 
川島雄三 
原作水上勉 
企画久保寺生郎 
三熊将暉 
製作永田雅一 
撮影村井博 
美術西岡善信 
音楽池野成 
録音大角正夫 
照明岡本健一 
編集宮田味津三 
スチル西地正満 

キャスト

出演若尾文子 桐原里子
木村功 宇田竺道
高見国一 堀之内慈念
三島雅夫 北見慈海
山茶花究 雪州
中村鴈治郎 岸本南嶽
萬代峰子 桐原たつ
菅井きん おかん
金剛麗子 岸本秀子
荒木忍 独石
寺島雄作 桐原伊三郎
石原須磨男 喜七
西村晃 木田黙堂
高見王国 堀之内捨吉
北野拓也 徳全
天野一郎 助三
伊達三郎 久間平吉
藤川準 兄平三郎

解説

水上勉原作の同名小説を、「新人生劇場」の舟橋和郎と「女は二度生まれる」の川島雄三が共同で脚色。川島が監督した推理もの。撮影もコンビの村井博。

あらすじ

洛北は衣笠山の麓、灯全寺派の孤峯庵は京都画壇の重鎮岸本南嶽の雁の襖絵で名高く、雁の寺ともよばれていた。ある日、喪服姿の桐原里子が山門を潜った。南嶽の妾だが、彼の死後、遺言により孤峯庵の住職慈海を訪れたのである。慈海は里子のやわ肌に戒律を忘れた。そのまま慈海の世話をうける身となった里子の眼にとまったのは、小坊主慈念だった。若狭の貧しい寺大工の倅として育った慈念は、口べらしのためこの寺に預けられ、宗門の中学校へ通っていた。同じく貧しい家庭に生れた里子は、いつしか慈念に同情をよせるようになった。ある夜、狂おしげにいどみかかる慈海との情事に耽溺していた里子は、障子に人影の走るのを見た。慈念に覗かれていると知って、里子は愕然とした。勉強がきらいな慈念の無断欠席をする日が多くなった。宇田先生からそれを聞いた慈海は慈念を叱った。里子が庇うと、慈海は同情は禁物だといった。若狭西安寺の住職から慈念の生い立ちを聞いた里子は、身をもって慰めようと彼の部屋に忍び入り、惜しげもなく体を与えた。翌朝、慟哭する慈念の瞳が、何事かを決するように妖しく光った。夜更けに酩酊して帰った慈海は、何者かに襲われてばったり倒れた。その夜明け壇家の平吉が兄の葬式を頼みに駆け込んだ。里子は慈念を碁仇の源光寺に走らせたが、慈海はいない。源光寺の雪州は慈念の宰配で葬儀を出してやった。慈念は里子に和尚は雲水に出たらしいと告げた。棺桶の重さに不審を抱いた入人も、慈念の態度に気圧されたかたらで葬式は終った。慈海の失踪を知った本山では、宇田竺道を孤峯庵に入れることにきめた。慈念も里子も慈海のいない寺にいることはできず、身の回りを整理して寺を出ようとした。「和尚のいるところへ旅します」という慈念の言葉に、ハッとなった里子は方丈に駆け入った。南嶽の描いた子雁に餌を与える母雁の襖絵が、無残にも剥ぎとられていた。里子にはおぼろげながら、慈海が殺されたことが判った。

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