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木枯し紋次郎 関わりござんせん

  • こがらしもんじろうかかわりござんせん
  • Secret of Monjiro's Birth
  • Secret of Monjiro's Birth


  • 平均評点

    65.3点(42人)

  • 観たひと

    72

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1972
公開年月日 1972/9/14
上映時間 90分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督中島貞夫 
脚本野上龍雄 
原作笹沢左保 
企画俊藤浩滋 
日下部五朗 
撮影わし尾元也 
美術吉村晟 
音楽津島利章 
録音野津裕男 
照明中山治雄 
編集市田勇 
助監督俵坂昭康 
スチール中山健司 

キャスト

出演菅原文太 木枯し紋次郎
市原悦子 お光
田中邦衛 八幡の常平
大木実 下滝の巳之吉
汐路章 庄十
志賀勝 新八
月亭可朝 亀吉
白川浩二郎 半次
待田京介 三ッ木の文蔵
大木晤郎 菊次
山本麟一 今市の金蔵
伊達三郎 箱田の六兵衛
川浪公次郎 鶴吉
奈辺悟 吉松
中村英子 お駒
丸平峰子 お安
林三恵 お若
星野美恵子 お里
榊浩子 お仙
小笠原正子 お島
島田秀雄 利助
賀川雪絵 まん
吉田良 房吉
平沢彰 勘八
名和宏 賭場の客

解説

笹沢左保原作・小説の映画化二作目。今回は原作より離れ、紋次郎の人間形成の秘密を探る。拭い難い苛酷な過去を背負い、厳しい現実に耐えて生きていく紋次郎の孤独と哀感を描く。脚本は「博奕打ち外伝」の野上龍雄、監督は「まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯」の中島貞夫、撮影は「木枯し紋次郎」のわし尾元也がそれぞれ担当。

あらすじ

日光街道玉村宿の旅篭・田丸屋に入った紋次郎は、以前、命を救ったことのある常平に会い歓待される。そして、常平は好き合っている女郎・お駒の朋輩・お光を紋次郎に当てがおうとする。ところがお光が酒を飲みながら、ふとつぶやいた唄の文旬から彼女の身の上を聞いた紋次郎は愕然となる。お光こそ、紋次郎が幼いころ別れたままの実の姉であった。しかし紋次郎はお光が寝入るのを待って静かに部屋を出ていくのだった。その頃、下滝の巳之吉一家と伊勢崎の箱田の六兵衛の間が縄張り争いで一触即発の状態だった。巳之吉は百両の借金を張消しにすることでお光を介して紋次郎を味方に引き入れようとするが、紋次郎はきっぱり断わり、お光の借金百両は自分で作って返却すると言い放つ。一方、常平は巳之吉が紋次郎のことを卑法者扱いにしたのに腹を立て、紋次郎の汚名をそそぐべく箱田一家に殴り込み、紋次郎の名をかたって六兵衛を斬った。その頃、紋次郎を仇とつけ狙っている今市の金蔵が巳之吉一家と手を結んでいた。国定一家の賭場を最後に、百両の金を手にした紋次郎は、お光に渡すべく常平に託すが、常平は巳之吉の輩下に斬られ、百両も奪われてしまった。紋次郎がお駒から知らせを聞くと同時に、お光から来てほしいとの手紙が戻けられた。明らかに罠であると知りつつ、紋次郎は常平の怨みを果らすべく巳之吉一家に殴り込みをかけるのだった。

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1972年10月下旬号

日本映画紹介:木枯し紋次郎 関わりござんせん