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虹をわたって

  • にじをわたって
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  • 平均評点

    69.3点(42人)

  • 観たひと

    59

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1972
公開年月日 1972/9/29
上映時間 88分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督前田陽一 
脚本田波靖男 
馬嶋満 
製作名島徹 
井沢健 
撮影竹村博 
美術佐藤公信 
音楽森岡賢一郎 
録音小林英男 
照明中川孝一 
編集太田和夫 
助監督佐光曠 
スチール小尾健彦 

キャスト

出演天地真理 星野マリ
有島一郎 星野英太郎
なべおさみ マフィア
谷村昌彦 船長
岸部シロー ハッケ
大前均 入道
立原博 眼ン玉
武智豊子 おきん
三井弘次 豊さん
山本幸栄 良造
左時枝 由美
沢田研二 石本昭夫
財津一郎 京浜会幹部
北龍二 チンピラ
園田健二 チンピラ
大杉侃二郎 大杉
高畑喜之 高畑
小森英明 小杉
樫明男 
水木涼子 せつ子
林由里 和子
川島照満 警官
江藤孝 警官
今井健太郎 医者
日色ともゑ 恵子
大久保敏男 先生
萩原健一 次郎

解説

家出した一人の娘が、ダルマ船にまぎれ込んで来たためにまき起こる騒動を、歌と笑いで描く。脚本は「蒼ざめた日曜日」の田波靖男と、馬嶋満、監督は「喜劇 男の子守唄」の前田陽一、撮影も同作の竹内博がそれぞれ担当。

あらすじ

横浜を流れるドブ川のような運河に一隻のボロ船・水上ホテル「レンゲ荘」がつないである。ある日、この船に白い洋服の似合う、清楚な娘が現われた。船の持主おきんは、この娘マリには何も聞かず泊めてやることにした。この船の住人のマフィア、ハッケは今だかつて見たことのない程の美しい娘を襲うべく、真夜中、寝室に浸入したが、なんとマリだと思っていたのがおきんだったので大騒動。翌日からマリは、おきんの紹介で食道船「末広」に働くことになった。ある日、マリに暴力団京浜会の大津の魔の手がのび、マフィアに十万円でマリを売れと迫り、金を渡す。金を受け取ったもののさすがに気がひけたマフィアはマリに金の使い途を聞くと意外にも、競艇がしたいというので皆驚く。喜んだマフィア達は競艇に行くが、儲けたのはマリ一人で八十万円。その金も全部大津にまきあげられるが、マリは笑ってマフィアを許すのだった。数日後、マリは父の再婚相手の恵子と偶然会った。家出の原因はこの恵子があまりにも若く、バーのホステスだったため、思春期で多感なマリは、ショックを受けてしまったのである。恵子はマリの父を本当に愛しているのだと告白する。が、マリは、逃げるようにその場を離れ、丁度居会せた昭夫のヨットに乗り込み、何処へでも連れて行ってくれと頼む、台風が近ずいているのも知らず……。荒れ狂う海に、木の葉のように舞うヨット、二人はやっとの思いで救出された。翌日、恵子が病院からマリを家へ帰ろうと背負って連れ出した。道々、恵子は汗だくになりながら、マリに優しく、強く父との結婚を理解してくれるようにと云う。マリはそんな恵子の背中で、父に対する恵子の愛を理解し“ママ”と心の中で呼ぶのだった。

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