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忍ぶ川

  • しのぶがわ
  • The Long Darkness
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  • 平均評点

    74.8点(65人)

  • 観たひと

    105

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    16

基本情報

ジャンル ラブロマンス / 文芸
製作国 日本
製作年 1972
公開年月日 1972/5/25
上映時間 120分
製作会社 東宝=俳優座
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督熊井啓 
脚本長谷部慶治 
熊井啓 
原作三浦哲郎 
製作佐藤正之 
椎野英之 
撮影黒田清巳 
美術木村威夫 
音楽松村禎三 
録音太田六敏 
照明岡本健一 
編集丹治光代 
助監督佐川功 
スチール岩井隆志 

キャスト

出演栗原小巻 志乃
加藤剛 哲郎
永田靖 哲郎の父
瀧花久子 哲郎の母
可知靖之 文哉
井川比佐志 次兄
山口果林 亜矢
片山まゆみ 美那
岩崎加根子 香代
信欣三 志乃の父
阿部百合子 志乃の母
鹿野浩四郎 
大西加代子 小夜子
木村俊恵 おかみ
滝田裕介 木村幸房

解説

原作は、幻の企画といわれ映画化の話が出ては消え、やっとこのほど11年ぶりに映画化の運びとなった、三浦哲郎の同名小説、第44回芥川賞を受賞している。脚本は、長谷部慶治、監督は脚本も執筆している「地の群れ」の熊井啓、撮影は「裸の十九才」の黒田清巳がそれぞれ担当。

あらすじ

哲郎と志乃は料亭“忍ぶ川”で知りあった。哲郎は“忍ぶ川”の看板娘だった志乃に、初めての合った時から惹かれ、“忍ぶ川”に通うようになった。ある夜、話が深川のことに及んだ時、志乃は、私の生まれた土地で、もう8年も行っていないと言う。哲郎は志乃を誘い、薮入りの日に深川を案内することになった。志乃は洲崎パラダイスにある射的屋の娘で、父は郭では“当り矢のせんせ”と呼ばれていが、志乃が12歳の時、戦争で一家は栃木へ移住したのだ。やがて志乃だけが、弟や妹たちをおいて東京に働きに出ていたのである。深川から帰った夜、哲郎は志乃に手紙を書いた。「今日、深川で言いそびれた私の兄弟のことを、ここに記します。私は六人兄弟の末っ子です・・・」哲郎には兄が二人、姉が三人いて、上の姉二人は自殺、長兄は失踪、次兄はしっかりもので、哲郎を大学へ入れてくれたが、3年前に自分で木材会社を設立するという名目で逐電していた。一番最初に次姉が自殺した日が、よりによって哲郎の6才の誕生日だったため、それ以来彼は誕生日を祝ったことがない。哲郎の身の上を打ち明けた手紙に、志乃からの返事が来た。「来月の誕生日には私にお祝いさせて下さい。」7月末、志乃に婚約者がいることを知らされた哲郎が志乃に問いただすと、婚約はしたけれど、気はすすまず、栃木の父も反対しているという。哲郎は志乃に、その人のことは破談にしてくれ、そして、お父さんにあんたの好みにあいそうな結婚の相手ができたと、いってやってくれと言うのだった。秋の終わり、志乃の父の容態が急変した。志乃からひと目、父に会ってくれとことづかった哲郎は、急ぎ栃木の志乃の元へ--。「いたらぬものですが、志乃のことはなにぶんよろしゅうお願い申します」といい残し志乃の父は死んだ。その年の大晦日、哲郎は志乃を連れて故郷へ帰って来た。体の悪い父、老いた母、そして目の不自由な姉、残された哲郎の家族は皆、志乃を気に入ってくれた。そうしてあくる二日、哲郎の家族だけで哲郎と志乃の結婚式があげられた。初夜。馬橇の鈴のさえた音に、二人は裸のまま、一枚の丹前にくるまり、馬橇の通りすぎるのをいつまでも見ていた……。翌朝、新婚旅行に近くの温泉へ向かう汽車の中から志乃は「見える、見える、あたしのうち!」と子供のようにはしゃぐのだった。

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