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日本一のヤクザ男

  • にほんいちのやくざおとこ
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  • 平均評点

    58.0点(23人)

  • 観たひと

    39

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル コメディ / ドラマ
製作国 日本
製作年 1970
公開年月日 1970/6/13
上映時間 91分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督古沢憲吾 
脚本田波靖男 
製作渡辺晋 
田波靖男 
撮影長谷川清 
美術小川一男 
音楽山本直純 
録音増尾鼎 
照明金子光男 
編集黒岩義民 
スチル田中一清 

キャスト

出演植木等 日本一郎
司葉子 前野登志子
小林夕岐子 前野由紀子
藤田まこと 熊井吾郎
山下洵一郎 健次
左とん平 和助
横山道代 昌江
野川由美子 鶴子
安部徹 根本
名和宏 横田
多々良純 村井
睦五郎 ヤッパの竜
田崎潤 前野武造
ハナ肇 才太郎
清水元 親分
人見明 警官
沢田研二 歌手

解説

“日本一”シリーズの第八作、植木等の無責任ヤクザぶり。脚本は「喜劇 負けてたまるか!」の田波靖男、監督は「蝦夷館の決闘」の古沢憲吾。撮影は「続社長学ABC」の長谷川清が担当。

あらすじ

頃は昭和初期。日本一郎は新興ヤクザ根本組への一宿一飯の恩義から土地の親分、前野組の組長に尋常の勝負を挑んだ。だが、そこは調子のイイ一郎のこと、前野を逃して、礼金だけせしめ、トンズラする手筈だった。ところが、殺らないはずの前野が死んだと聞いて、腑に落ちなかったが、たまたま召集令状が舞いこんだため兵隊よりは懲役の方がマシと自首することになった。それからX年。再びなつかしの地に戻った一郎だが、相変らず前野組と根本組のいがみ合いは続いていた。前野組では、前野の亡きあと、妻の登志子が組をしきっていたが、血気にはやる健次ら若い連中はいまにも殴りこまんとする勢い。一計を案じた一郎は根本を健次らの手から間一髪救い出すという芝居をうち、根本の客分におさまった。一郎は鉄道建設の施工主、村井が芸者鶴子にベタ惚れなのを利用し、建設利権を前野組にもたらそうと企てるが、世の中ままにならず、鶴子は一郎の男度胸に惚れこんでしまった。しかし、根本も鉄道建設に色気をみせて、虎視耽耽。一方、前野組では、前野の仇を討つため吾郎が旅から戻ってきた。登志子はきっぷのいい一郎に未練を感じながらも、渡世の義理から一郎に果し状をつきつけた。空には重い雨雲がたちこめる河原で一郎と吾郎は対決したが、稲光りとともに吾郎の匕首に落雷が……。吾郎の電気ショック事件で、登志子は二代目を襲名、鉄道建設の利権も前野組に落ちついた。しかし、おさまらない根本は続々といやがらせをくりだしてきた。ついに、堪忍袋の緒をきった前野組は、一郎と吾郎を先頭に根本組に殴り込み、さらに前野暗殺を極秘で調査していた刑事の才太郎も根本の代貸、横田めがけて御用!かくして事件は落着。一郎は追いすがる登志子と鶴子をあとに、旅立っていった。

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1970年7月上旬夏の特別号

日本映画紹介:日本一のヤクザ男