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山口組外伝 九州進攻作戦

  • やまぐちぐみがいでんきゅうしゅうしんこうさくせん
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  • 平均評点

    67.0点(64人)

  • 観たひと

    106

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1974
公開年月日 1974/4/27
上映時間 106分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山下耕作 
脚本高田宏治 
原作飯干晃一 
企画日下部五朗 
田岡満 
今川行雄 
橋本慶一 
撮影山岸長樹 
美術富田治郎 
録音野津裕男 
照明中山治雄 
編集市田勇 
助監督俵坂昭康 
スチール中山健司 

キャスト

出演菅原文太 夜桜銀次
渡瀬恒彦 古田憲一
渚まゆみ 安藤ふさ子
佐藤慶 山地行雄
中村錦司 佐良政道
伊吹吾郎 関本貫一
津川雅彦 吉村弘
大木暇郎 友綱豪
誠直也 酒井均
室田日出男 大東武司
汐路章 徳田連太郎
鈴木康弘 雀甲春
林彰太郎 欄木隆司
松方弘樹 郡司正一
小田部通麿 猪川義一郎
遠藤太津朗 新庄平吾
有川正治 吉崎喜一
那須伸太朗 竜村多三郎
渡辺文雄 海津健三
梅宮辰夫 石野一郎
川谷拓三 遠山清
野口貴史 笠滝夫
天津敏 元達文
今井健二 徐甲竜
曽根晴美 金源昌
北村英三 坂口勇作
成瀬正孝 木原保
疋田泰盛 島岡正雄
戸浦六宏 鹿谷弥助
葉山良二 高須有三
山本麟一 河島元哉
志村喬 大浦武吉
堀越陽子 昌子
内田朝雄 杉山富太郎
三島ゆり子 絹代
橘麻紀 陽子
ナレーション酒井哲 

解説

近代組織暴力史上、最も有名な鉄砲玉、または最後の侠客と呼ばれた夜桜銭次の破乱万丈の生涯を通じて、全国制覇の野望を秘めた山口組最大の闘いといわれた九州進攻作戦の実態を描く。脚本は「激突!殺人拳」の高田宏治、監督は「海軍横須賀刑務所」の山下耕作、撮影は「山口組三代目」の山岸長樹がそれぞれ担当。

あらすじ

夜桜銀次こと平尾国人と、石野組々長・石野一郎は、愚連隊時代からの兄弟分であった。昭和三十二年三月、別府市で開催される博覧会の施設の利権をめぐって、新興石野組と旧勢力坂口組が対立した。銀次は石野が坂口組に狙撃され、重傷を負ったために、坂口組幹部を殺害し、内妻のふさ子を伴って九州を脱出、大阪の柳川組々長・大東武司の許へ身を寄せた。そんなある日、パチンコ店で暴れていたチンピラ真三を引きとった銀次は、何かと面倒を見るようになった。昭和三十三年三月、石野は神戸兵藤組三代目・田岡一雄の盃をうけて若衆となり、兵藤組の力を借りて北九州制覇を企んだ。しかし、兵藤組七人衆の山地行雄、関本貫一、吉村弘、郡司正一らに低姿勢な西野を見た銭次は、彼の真意が理解できず、不愉快だった。急速に勢力を拡大してきた元達文率いる大阪双竜連合会は、大阪市内いたるところで暴虐のかぎりをつくしており、ついにクラブで遊んでいた田岡一雄に徐甲竜ら天竜会組員が喧嘩を売り、兵藤組と双竜会は真っ向から対立することになった。兵藤組系の柳川組、石野組をはじめとしてえりぬきの精鋭が秘かに大阪に集結した。そんな時、しばらく消息を絶っていた銀次が現われ、野獣のように双竜会の子分を傷めつけていった。やがて、郡司が徐を倒したことによって、この抗争も終結した。元達文が全面降伏をしたのである。警察当局の厳しい追求から逃れ、銀次は、博多の兵藤組若衆・海津健三の許に身を寄せることになった。福岡においても銀次は暴れまくった。鹿谷組々長・鹿谷弥肋の情婦・陽子を横取りし、さらに温厚な高須組々長・高須有三が後見する運送会社を破壊した。さらに、鹿谷組の賭場で侮辱をうけた鉄次は、賭場を荒しまくった。そして、恐怖にかられた鹿谷は河島組々長・河島元哉に助けを求めたため、事態は急変していった。一触即発の空気が福岡に流れた昭和三十六年一月十六日午前十一時、陽子と一緒に旅行の準備をしていた銀次は、久留米の二人の米田組々員が放った4発の銃弾に撃たれて即死した……。こうして銀次暗殺事件により史上最大規模といわれた、兵藤組九州進攻作戦の火ぶたが切って落された……。

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