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Aサインデイズ

  • えいさいんでいず
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  • 平均評点

    70.3点(44人)

  • 観たひと

    71

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1989
公開年月日 1989/6/9
上映時間 111分
製作会社 大映
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督崔洋一 
脚本斎藤博 
崔洋一 
原案利根川裕 
企画協力東條あきら 
喜屋武幸雄 
製作山本洋 
佐藤正大 
製作補島田開 
プロデューサー土川勉 
プロデューサー補天野ゆに子 
撮影浜田毅 
美術今村力 
音楽プロデューサー石川光 
主題歌喜屋武マリー:(「愛は限りなく」)
録音細井正次 
照明矢部一男 
編集冨田功 
助監督竹安正嗣 
スチール原田大三郎 
製作協力大映映像 

キャスト

出演中川安奈 エリ
石橋凌 サチオ
広田玲央名 ひろみ
SHY 竜ちゃん
浦田賢一 ミッキー
清水昭博 きよし
川平慈英 サブ
余貴美子 ヨーコ
亀渕友香 「WHITE」のママさん
大地康雄 与那覇
中尾ミエ たか子
岡田祉明 正史
山本秀史 良太
伊藤淳史 一男
マットーヤ・毛平 兄貴分
奈良敏博 ギター教室教師

解説

ベトナム戦争期の沖縄を舞台に、ロックバンドの若者たちの青春群像を描く。利根川裕原作の小説「喜屋武マリーの青春」を原案として「猫のように」の斎藤博と「花のあすか組!」の崔洋一が共同で脚本を執筆。監督は崔、撮影は「・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・」の浜田毅がそれぞれ担当。主題歌は、喜屋武マリー(「愛は限りなく」)。

あらすじ

1968年、沖縄は米占領下にあり、街はベトナムへ向う若い兵士達で溢れていた。定時制高校に通う16歳でハーフのエリはコザ市のレストランで働いていたが、客は米軍の下士官や将校ばかり。ある日店にAサインバーの人気ロックバンド“バスターズ”の連中がやって来て、メニューをすべて食べ荒らしていった。Aサインバーとは米軍から風俗営業の許可をもらったバーのことで、その一つNEW STARではサチオ、竜ちゃん、ミッキー、きよしらバスターズのメンバーが喧騒の中でロックを歌いまくっていた。いつしかエリはエネルギッシュに生きるサチオに惹かれ、一年後には二人は結婚して、男の子が生まれていた。エリの母は死んだ父の国に行こうというが、エリは沖縄に残った。しかし、サチオは家に金も入れず、女と遊んでばかり。生活が苦しくエリはキャベツを盗み、サチオと大喧嘩になった。包丁を持ち出して子供と一緒に死ぬというエリをたしなめたサチオは、彼女をバスターズにヴォーカルとして入れることにした。エリは血を吐き、のどをつぶしながらも歌のレッスンをした。次第に人気も出てきたが、新メンバーの加入などでサチオだけが取り残されて行った。バスターズの心はバラバラになり、サチオはNEW STARを引き継いでライブハウス“BASTARS”のオーナーとなった。メジャーをめざすかどうかといった音楽性の違いからバンドは解散、サチオは肉体労働に従事していたが、ある日交通事故で入院してしまう。そんな時、ミッキーはもう一度バンドをやろうと決心、すでにエリのOKを得ていた。サチオも承諾するが、自分の動かない手を見ながら、今度はプロデューサーとして生きる決心をしたのだった。その年、ベトナム戦争は終結した。

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