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崔洋一

  • Yoichi Sai
  • 監督/脚本/出演/製作
本名
出身地 長野県佐久市
生年月日 1949/07/06
没年月日

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略歴

【内在する他者のドラマを骨太に描く】長野県で、在日朝鮮人の父と日本人の母の間に生まれる。朝鮮語読みはチェ・ヤンイル。朝鮮高校、写真専門学校(中退)を経て照明助手として映画界入り。1972年に助監督となり、大島渚の「愛のコリーダ」では26歳(撮影時)でチーフ助監督に抜擢され業界に勇名を馳せた。81年にテレビ映画で監督デビュー、83年に劇場映画監督デビューを果たす。94年、朝鮮籍から韓国籍に変更、96年に助成を受けつつ1年間の韓国留学を経験した。「御法度」の近藤勇役など映画出演もこなす。チーフ助監督としては、村川透作品など多くのハードボイルド映画につく。監督第1作「十階のモスキート」は、内田裕也企画・脚本・主演、現職警官の転落を描いた実録犯罪映画で、小規模公開ながらキネマ旬報ベスト・テン入りを果たす好評価を得た。「友よ、静かに瞑れ」(85)ほかの犯罪活劇や「Aサインデイズ」(89)などを手がけ、93年には衛星放送で製作・放映の短編連作ドラマを、劇映画「月はどっちに出ている」として進展させ、キネ旬ベスト・テン1位ほか内外で50余りの映画賞を獲得した。松竹映画「マークスの山」(95)を終え韓国留学を経てからは、「犬、走る/DOGRACE」(98)、「刑務所の中」(02)、「血と骨」(04)が立て続けにキネ旬ベスト・テン入り、後者2本は共に1位を争う高い評価で、「血と骨」は日本アカデミー賞の監督・主演男優・主演女優の各最優秀賞を受賞する。07年には韓国映画の「ス」を監督、韓国で一般公開(日本では映画祭上映)された。【視線はアジアに広がる】表面的に作品歴は大きく二期に区分される。前期が、角川映画を中心とした娯楽活劇の時期で、北方謙三原作の人気小説をスタイリッシュな映像で描いた「友よ、静かに瞑れ」「黒いドレスの女」などがハードボイルド作家の印象を強めた。在日朝鮮人を主人公に据えた「月はどっちに出ている」が次期への転換点。「血と骨」も含めてその視線は社会派には向かわず、日本社会に生きる一個の人間ドラマを追求する。在日を日本が内部に抱える他者とするなら、ほかで扱った犯罪者、アウトロー、ガイジン、全共闘闘士、服役者、盲導犬なども社会が抱える他者として捉え直すことが出来、その点でモチーフは全期を通して一貫する。沖縄を舞台とした「Aサインデイズ」「豚の報い」(99)等は逆に日本の異社会に生きる個人を追うもので、これらを統合し、アジアという社会に生きる人間に視線を拡張させてきた、とみなされている。

キネマ旬報の記事

2019年10月上旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第6弾 1990年代日本映画ベスト・テン:「月はどっちに出ている」崔洋一監督 インタビュー

2019年6月上旬特別号

追悼 内田裕也 萩原健一:第1章 内田裕也 1939-2019 寄稿

2018年5月上旬特別号

追悼 現場者・大杉漣:インタビュー&寄稿 田口トモロヲ、高橋伴明、井筒和幸、周防正行、小松隆志、黒沢清、三池崇史、崔洋一、SABU、石井岳龍、松居大悟、佐向大、廣木隆一、大杉弘美

2013年3月下旬号

巻頭特集 大島渚 全:大島映画と生きる「愛のコリーダ」

2013年3月上旬号

「インターミッション」:作品評

2009年10月上旬号

巻頭特集「カムイ外伝」:崔洋一監督インタビュー

2007年6月上旬号

特別企画 崔洋一監督が韓国で撮った映画「壽」を巡る幾つかのこと:

2005年10月下旬号

巻頭特集 小泉今日子という女優:監督かく語りき&フィルモグラフィー

2005年6月上旬特別号

巻頭企画 毒×蜜×昇華 オダギリジョー:崔洋一、オダギリを語る

2005年2月下旬決算特別号

特別カラー・グラビア 個人賞受賞者インタビュー:日本映画監督賞 崔洋一

特別カラー・グラビア 個人賞受賞者インタビュー:日本映画脚本賞 崔洋一、鄭義信

2004年11月下旬号

巻頭特集 「血と骨」:崔洋一監督 ロングインタビュー

2004年4月上旬号

巻頭特集 「クイール」:対談 崔洋一(監督)×山根貞男

2002年12月下旬号

特集 「刑務所の中」:崔洋一監督 インタビュー

2000年4月上旬春の特別号

問題提起:

1999年12月下旬号

巻頭特集 御法度:崔洋一 インタビュー

1998年4月上旬春の特別号

インタビュー:崔洋一

1997年5月上旬号

インタビュー:崔洋一

1994年9月上旬号

特別企画 日本インディペンデント映画祭 特別シンポジウム:「なぜ日本映画」がダメなのかを考える 司会 築地哲也・パネラー 三国連太郎×崔洋一×杉浦向日子×廣木隆一

1994年7月上旬特別号

特集 風の丘を越えて~西便制:対談 林權澤×崔洋一

1994年3月下旬号

崔洋一X塩田時敏公開対談のお知らせ:

1994年2月下旬決算特別号

特別カラーグラビア:日本映画監督賞 崔洋一

特別グラビア:日本映画脚本賞 崔洋一/鄭義信

1993年11月上旬号

特集 月はどっちに出ている:対談 崔洋一×関川夏央

1991年5月上旬号

特集 ミラーズ・クロッシング:対談 崔洋一×塩田時敏

1991年1月下旬号

日本の映画監督:2 崔洋一

1990年2月上旬号

特別掲載 松田優作追悼特集・最終回:座談会 崔洋一×丸山昇一×梅林茂×石橋凌×山口猛

1989年5月下旬号

インタビュー:崔洋一監督

1987年3月下旬号

特集 黒いドレスの女:監督 インタビュー

1985年6月下旬号

特集 友よ、静かに瞑れ 崔洋一監督作品:監督インタビュー

1984年5月上旬号

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1983年7月上旬号

私の次回作:

1982年11月上旬号

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