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ユー・ガッタ・チャンス

  • ゆーがったちゃんす
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  • 平均評点

    63.3点(39人)

  • 観たひと

    71

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1985
公開年月日 1985/2/9
上映時間 101分
製作会社 渡辺プロ=N・C・P=シネマハウト
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督大森一樹 
脚本丸山昇一 
企画渡辺晋 
製作岡田裕 
佐々木史朗 
プロデューサー八巻晶彦 
佐々木哲 
撮影水野尾信正 
美術金田克美 
音楽大村雅朗 
主題曲吉川晃司 
録音伊藤晴康 
照明三萩国明 
編集井上治 
助監督平山秀幸 
スチール野上哲夫 

キャスト

出演吉川晃司 民川裕司
浅野ゆう子 君島夕子
柴俊夫 間島健
阿藤海 本郷一佐
佐藤蛾次郎 本郷二佐
アパッチけん 本郷三佐
辺見マリ モニカ
高山広士 伊丹明雄
小松政夫 野末和吉
松本明子 本郷あゆみ
加藤善博 林年男
安田伸 青木守行
広田玲央名 磯村瀬里
レイモンド・アンソニー・ドゥーハン 機村太郎
大谷淳 中山伍一
相田寿美緒 サーフィンクラブの店員
パパ 裕司のスタッフ・バンド
宍戸錠 関川達也
山田辰夫 貝塚吉夫
原田芳雄 合田達郎

解説

人気絶頂のアイドルスターが、悩みながら自分を見つめなおし新たに出発するまでを描く。脚本は「晴れ、ときどき殺人」の丸山昇一、監督は「すかんぴんウォーク」の大森一樹、、撮影は「主婦と性生活」の水野尾信正がそれぞれ担当。

あらすじ

民川裕司は、歌手としてデビューして一年、押しも押されもせぬアイドルスターとなったが、最近、自分の心が乾いてしまっていることに気づいていた。神戸公演の前日、彼は鎌倉に、CMの仕事を一緒にした映画監督・合田達郎を訪ねる。合田と知りあって以来、裕司は波のスケールの大きな人間性のとりこになっていた。合田は不在で、裕司はニューヨークから合田に会いに来たという君島夕子と知り合う。そして、彼女と共に合田を捜しに横浜に向かった。合田が遊んでいるという横浜のベガスを突き止めた二人は、そこのマダム・モニカから、合田がこのカジノのオーナー本郷三兄弟に二千万円借りて、姿をくらましていることを知った。彼らは合田が神戸に居ることを突きとめていた。翌日、羽田空港では、現われない裕司にマネージャーの間島がイラ立っていた。レポーターもつめかけ、週刊誌には「民川裕司、謎の失踪、陰に美貌の女」の活字が見える。新幹線で神戸に着いた裕司は、駅の出口の報道陣を突き飛ばし、彼らに追われながらホールに飛び込んだ。ステージで彼は、観客の中に夕子と合田がいるのを見つけた。本郷三兄弟も現われたが、裕司は合田に気付かせ、夕子と共にホールから逃がした。コンサート終了後、裕司は夕子との関係を報道陣から詰問され、間島から謹慎の命令を受ける。打ちひしがれ港をさまよう裕司の前に、夕子が佇んでいた。その夜、二人はベッドを共にした。そこで裕司は、夕子と合田が映画の契約の為のビジネスライクの付き合いだったことを知る。次の日、神戸の山中、今はもう使われていない古いホテルに合田はいた。彼はこの地に新たなる映画のメッカを作る計画を熱っぽく語るが、裕司にはそのメッカとは、己れの才能に溺れた男の墓場のように思えた。裕司は合田に訣別を告げ、夕子は合田には自分が必要だからとついていく。二人の去った後、裕司の前に本郷三兄弟が現われた。裕司は拳銃をかまえ、彼らは裕司が合田から受けとった二千万円の小切手をひったくり退散した。グアム島に飛んだ裕司は、デビュー当時の恩師・関川の手ほどきでウィンドサーフィンの特訓を始め、大会に出場し完走した。そして、東京から「休暇は終った。皆が君を待っている」との電報が届いた。

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