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大日本帝国

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  • 平均評点

    63.6点(102人)

  • 観たひと

    150

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    27

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1982
公開年月日 1982/8/7
上映時間 180分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督舛田利雄 
特技監督中野昭慶 
脚本笠原和夫 
企画幸田清 
天尾完次 
太田浩児 
瀬戸恒雄 
撮影飯村雅彦 
美術北川弘 
音楽山本直純 
主題歌五木ひろし 
録音宗方弘好 
照明小林芳雄 
編集西東清明 
監督補佐馬場昭格 
助監督蔦林淳望 
スチール加藤勝雄 

キャスト

出演丹波哲郎 東条英機
仲谷昇 近衛文麿
高橋昌也 木戸幸一
織本順吉 豊田貞次郎
田村高廣 下村定
浜田寅彦 賀屋興宜
原田清人 東郷茂徳
山本清 嶋田繁太郎
林孝一 鈴木貞一
清水照夫 広橋
小山源喜 鈴木貫太郎
弘松三郎 及川古志郎
三浦友和 小田島剛一
あおい輝彦 小林幸吉
西郷輝彦 大門勲
篠田三郎 江上孝
梅宮辰夫 ヒゲ兵曹
大和田伸也 小森軍医
湯原昌幸 由良一等兵
佐藤允 桐山軍曹
川地民夫 古川曹長
小倉一郎 本堂一等兵
石橋雅史 高級参謀
近藤宏 阿南惟幾
沢竜二 金山上等兵
原田力 松尾連隊長
大西徹哉 片山
堀光昭 中尾
高月忠 野田一等兵
北村大造 連隊長
湯川友晴 西谷二飛曹
三重街恒二 下士官
亀山達也 鹿岡
宮地譲吾 副官・小田
城春樹 副官・茂木
高野陸志 井桁敬治
大泉公孝 副官・荒井
泉福之助 日本兵捕虜
尾形伸之介 高級将校
南道郎 加来止男
秋山敏 トーチカの下士官
近藤洋介 山口多聞
南廣 赤松大佐
山口明 南雲忠一
高木禮二 豊田副式
數佐三郎 斉藤義次
本庄正則 梅津美治郎
市村萬次郎 天皇
関根恵子 新井美代
夏目雅子 柏木京子
夏目雅子 マリア
佳那晃子 国吉靖子
青木義朗 警官
愛川欽也 小川金作
高沢順子 玉江
稲野和子 東条勝子
石井富子 小川ヨシ
三鈴栄子 小田島タケ
有明祥子 朝代
明石多佳子 照美
晴乃ピーチク 下町の旦那A
須賀良 下町の旦那B
小山昌幸 下町の旦那C
山浦栄 下町の旦那D
汐路章 刑事A
倉地雄平 刑事B
山田光一 ガレ場の中年男
垂水悟郎 柏木俊介
桑山正一 近隣の男
河原崎次郎 北川勝馬
若山富三郎 石原莞爾
ナレーション内田稔 

解説

第二次世界対戦を背景に、その時代を生きた政府、軍部、民間の人々の生きる姿を描く。脚本は「二百三高地」の笠原和男、監督も同作の舛田利雄、撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。

あらすじ

昭和十六年、春。東京の陸軍士官学校では、小田島剛一が陸軍少尉の任命式を受けていた。京都の教会では、クリスチャンの学生、江上孝が恋人、京子の目前で、不穏思想の持ち主ということで刑事に連行されていった。東京、下町の理髪店では、小林幸吉の出征式と新井美代との結婚式をかねた祝宴が行なわれていた。その頃、泥沼化する日中戦争の中、近衛内閣は総辞職、東条英機が後をうけ、日本は十二月八日の真珠湾奇襲攻撃に突き進んでいく。幸吉は小田島の部隊に配属され、十七年に部隊はシンガポールを陥落する。しかし、幸吉は手傷を負って、本国送還されることになった。快進撃を続けた日本軍も、ミッドウェー海戦の敗戦を機に劣勢になっていった。その頃、江上は「権力にひきずりこまれるよりは」と止める京子を振りきって入隊を決意する。一方、傷の快復した幸吉も戦線に戻ることになり、その頃、サイパンにいた小田島の部隊に再び配属されることになった。十九年六月、米軍の無差別砲撃でサイパンは生き地獄と化し、日本人は玉砕する。しかし、小田島は愛する料亭の内儀、靖子や幸吉と生き残り、ジャングル中を彷徨する。そして、米軍の投降の呼びかけに答えようとしたとき、米軍が同胞の遺骨をもて遊んでいるの見て発砲し、逆に射殺される。その頃、フィリピンにいた江上は京子と瓜二つの娘、マリアと知り合い、恋に落ちていた。しかし、米軍はフィリピンにも迫り、仲間の大門は、ゲリラと一緒にマリアも殺してしまう。二十年三月、東京大空襲、四月、米軍沖縄上陸、そして、八月六日広島に、九日には長崎に原爆が投下される。遂に天皇の決断で日本は無条件降伏をすることになる。八月十五日、玉音放送は大日本帝国の終焉を告げた。かくて、極東軍事裁判が開かれ、東条英機は死刑を宣告される。さらに、大門とともに江上もフィリピン人を虐殺したとして銃殺される。戦後、戦地から続々と兵が引き揚げてきた。そして、美代は息子を連れて歩いていた疎開先の砂浜で、幸吉と再会するのだった。

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