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男はつらいよ 寅次郎紙風船

  • おとこはつらいよとらじろうかみふうせん
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  • 平均評点

    71.3点(211人)

  • 観たひと

    296

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    45

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1981
公開年月日 1981/12/28
上映時間 111分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
朝間義隆 
原作山田洋次 
企画小林俊一 
製作島津清 
佐生哲雄 
撮影高羽哲夫 
美術出川三男 
音楽山本直純 
録音鈴木功 
照明青木好文 
編集石井巌 
助監督五十嵐敬司 
スチール長谷川宗平 

キャスト

出演渥美清 車寅次郎
倍賞千恵子 さくら
音無美紀子 倉富光枝
岸本加世子 小田島愛子
下絛正巳 竜造
三崎千恵子 つね
前田吟 
太宰久雄 社長
佐藤蛾次郎 源公
吉岡秀隆 満男
笠智衆 御前様
小沢昭一 倉富常三郎
犬塚弘 棟梁
前田武彦 
地井武男 小田島健吉
木村賢治 工員
羽生昭彦 工員
篠原靖夫 工員
笠井一彦 工員

解説

旅先で知り合った若い娘や、昔のテキ屋仲間の未亡人と寅次郎が繰り広げる騒動を描くシリーズ二十八作目。脚本は「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。

あらすじ

秋も深まってきた九州。気ままな旅暮らしの寅は、家出娘の愛子と知り合った。なかたか面白い彼女は、寅のバイに“サクラ”になったりして、二人は稼いだ。ある縁日。寅の向いで、あかぬけた三十女がバイをしている。光枝というその女は、寅のところにやって来ると「寅さんでしょ、主人から聞いてます」と話す。昔のテキ屋仲間、常三郎の女房だった。今、重い病に伏している亭主に代って仕事に出ているという。翌日、常三郎を見舞いに行った寅は、喜ぶ彼から「俺が死んだら、あいつを女房にしてやってくれ」と言われる。頷く寅は渡世人の末路に寂しさを感じ、光枝に何でも相談に乗ると手紙を残すと、まともな暮らしをしようと柴又に帰った。数日後、とらやに愛子がやってきた。とらやの一同は、愛子が寅の話していた女と間違え、驚いた。しかし、愛子は店の仕事をかいがいしく手伝い、おいちゃん、おばちゃんも大喜び。数日後、愛子のたった一人の兄・健吉がやって来た。マグロ船乗組員の兄は、家をあけることが多く、愛子は寂しかったのだ。その頃、光枝から寅に手紙が届いた。あれから間もなくして、夫が死に、今は上京して旅館で女中をしていると言う。寅は、家族を前に、結婚をすると告白する。住まい、就職の心配をする寅に、みんなはオロオロするばかり。数日が過ぎて、光枝がとらやにやってきた。だが、光枝は寅と結婚するつもりで来たのではなかった。「亭主の言葉を負担に思っているなら、安心して下さい。寅さんにだって好きな人はいるでしょう。これからは一人で生きていきます」と話す。旅の仕度をする寅を、さくらは止めるすべもなかった。

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