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日本の熱い日々 謀殺・下山事件

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  • 平均評点

    72.3点(90人)

  • 観たひと

    139

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル 社会派
製作国 日本
製作年 1981
公開年月日 1981/11/7
上映時間 115分
製作会社 俳優座映画放送
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督熊井啓 
脚本菊島隆三 
原作矢田喜美雄 
企画椎野英之 
馬場和夫 
製作佐藤正之 
阿部野人 
製作補相澤徹 
遠藤武志 
撮影中尾駿一郎 
美術木村威夫 
音楽佐藤勝 
録音紅谷愃一 
照明岡本健一 
編集井上治 
助監督中島俊彦 
スチール山本耕二 

キャスト

出演仲代達矢 矢代
山本圭 大島
浅茅陽子 川田
岩崎加根子 下山芳子
中谷一郎 遠山部長
橋本功 小野記者
江幡高志 酒井運転手
平幹二朗 奥野警視総監
稲葉義男 堀井捜査課長
新田昌玄 吉川捜査係長
神山繁 伊庭次席検事
滝田裕介 川瀬検事
梅野泰靖 山岡検事
松本克平 波多野教授
近藤洋介 秋田教授
仲谷昇 内閣官房長官
菅井きん 女将ふさ
浜田寅彦 館野教授
小沢栄太郎 糸賀
井川比佐志 李中漢
大滝秀治 唐沢
伊藤孝雄 堀内
隆大介 丸山
草薙幸二郎 嗄声の男
岩下浩 川崎
信欣三 国原鋼材主任
織本順吉 駅助役
役所広司 新聞記者

解説

昭和二十四年に起きて今だに多くの謎を残す、国鉄初代総裁下山定則が列車線路上に轢断死体で発見された“下山事件”を改めて追求する。矢田喜美雄の原作「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」の映画化で、脚本は「犬笛」の菊島隆三、監督は「天平の甍」の熊井啓、撮影は「翔べイカロスの翼」の中尾駿一郎がそれぞれ担当。

あらすじ

昭和二十四年七月、敗戦後の騒然とした雰囲気の中で労働運動は大きく高揚していた。昭和日報の社会部記者・矢代は、上野に集結するシベリヤからの復員兵たちの集会を取材していたが、その時、下山国鉄総裁の行方不明を知らされた。翌朝、下山の死体が発見されると、政府はいち早く他殺説に近い立場をとり、各新聞の主張も自殺説と他殺説に分かれた。この中で昭和日報は、他殺の線ですすめるべく、矢代に東大法医学研究室を取材させた。矢代は遺体解剖を行なった和島博士の「死体轢断の鑑定は絶対に間違いない」という言葉で他殺説に自信を持つが、一方、事件現場近くで下山の姿を見たという証言者が現われたり、東大鑑定に対する慶応の異論も出て、自殺説がクローズアップされてきた。しかし矢代は他殺の臭いを執拗に追い続け、東大研究室に通い続けるうちに、轢断現場近くに、大山の死体を運んだ時についたと思われる血痕を自らの手で発見する。この発見と前後して無人電車の暴走という「三鷹事件」が発生。追求の手をゆるめず走る矢代の背後に黒い妨害の手が現われ、ホームから突き落とされ、電車に轢かれそうになる。彼は検察の要請で特別研究生として身分を拘束されることになった。事件から一ヵ月後、警視庁が自殺を発表することになったが、突然、その発表は中止された。その二週間後、何者かによってレールがはずされ列車が転覆するという「松川事件」が起こり、政府はこれを利用し、労働組合、左翼への弾圧を一層強めた。捜査陣は遺体についた油や色素の鑑定と出所究明に走りまわり、矢代もまた若い刑事・大島と身をすりへらし地道な捜査にあたった。とこが、年の瀬もつまったある日、人事異動を名目に中心メンバーがはずされ、捜査本部は解散した。しかし矢代はあきらめなかった。大島とともに、下山を誘拐した三人のメンバーの一人という男・堀内から矢代あてに送られた表紙の真偽を確認するために北海道まで飛んだこともあった。五年、十年と時間が走り過ぎていった。そんな時、死体を現場で運んだらしいという男・丸山の存在を知った。矢代と大島は丸山に執拗に食い下がり、ついに事件当日の模様を自白させた。しかし、その内容には矢代たちが調査した事との食い違いがあり、全面的に信ずることはできなかった。そんなある日、丸山は駅のホームから転落死してしまった。事故死なのか、誰かに突き落とされたのか……。矢代は丸山の遺体の前で、得体の知れぬどす黒いものに対する激しい怒りがこみあげてくるのだった。

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