世界の中心で、愛をさけぶ

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世界の中心で、愛をさけぶ

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レビューの数

54

平均評点

69.7(689人)

観たひと

1363

観たいひと

54

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス
製作国 日本
製作年 2004
公開年月日 2004/5/8
上映時間 138分
製作会社 『世界の中心で、愛をさけぶ』製作委員会(東宝=TBS=博報堂DXメディアパートナーズ=小学館=S・D・P=MBS)
配給 東宝
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演大沢たかお 松本朔太郎
柴咲コウ 藤村律子
長澤まさみ 広瀬亜紀(アキ)
森山未來 高校生の朔太郎(サク)
山崎努 重蔵(重じい)
宮藤官九郎 大木龍之介
津田寛治 ジョニー
高橋一生 高校時代の龍之介(リュウ)
菅野莉央 少女・律子
杉本哲太 アキの父
天海祐希 出井
木内みどり 松本綾子
森田芳光 映画監督
田中美里 律子の母
渡辺美里 「ミッドナイト・ウェーブ」DJ
古畑勝隆 高校時代のジョニー
松田一沙 中川悠子
内野謙太 学級委員
西原亜季 学級委員
宮崎将 川野
川口真理恵 女子
松本真衣香 女子
寺崎ゆか 女子
マギー 電気店店員
中村方隆 村長
岡村洋一 葬儀司会者
岡元夕紀子 空港の係員
大森南朋 空港の係員
野口雅弘 空港の客
尾野真千子 松本千恵子(過去)
市川しんぺー 写真館の男
山崎えり 松本千恵子(現在)
浅野麻衣子 看護婦
飯塚園子 看護婦
堀北真希 國村晴子校長(20才)
津村優月 赤ん坊
マーク・ソンダース アボリジニ兄弟
マイケルロングボトム アボリジニ兄弟
チャーリー・ブラウン アボリジニ兄弟
近藤芳正 蜷川先生
草村礼子 國村晴子校長
ダンディ坂野 英語教師
長野里美 アキの母
谷津勲 商店の老人
高橋浩由 テレビの記者
横川昌美 レポーター
斎藤哲也 アナウンサー
小林麻耶 アナウンサー
樋口佳菜子 
鎌田忠雄 
本山良宗 

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

高校時代に死別した恋人との想い出を引きずり続ける青年が、過去を辿る旅を経て、やがて現在の恋人と共に生きていこうとする姿を描いた恋愛ドラマ。監督は「きょうのできごと a day on the planet」の行定勲。片山恭一による同名小説を基に、「ユーリ」の坂元裕二と「Seventh Anniversary」の伊藤ちひろ、行定監督が共同で脚色。撮影を「hana & alice 〈花とアリス〉」の篠田昇が担当している。主演は、「hana & alice 〈花とアリス〉」の大沢たかおと「伝説のワニ ジェイク」の柴咲コウ、「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」の長澤まさみ、映画初出演の森山未來。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

婚約者である律子が、引っ越しの荷物の中から偶然見つけた1本の古いカセットテープを持って、突然失踪した。彼女の行き先が自分の故郷・四国の木庭子町であることを知った朔太郎は、彼女の後を追って故郷へと向かうが、そこで彼は高校時代のある記憶を辿り始める。それは、初恋の人・亜紀と育んだ淡い恋の想い出。しかし、その亜紀はやがて白血病で倒れ、辛い闘病生活を強いられてしまう。そして、次第に弱っていく彼女を見て、自分の無力さを嘆くしかない朔太郎は、彼女の憧れの地であるオーストラリアへの旅行を決行するのだが、折からの台風に足止めをくらいふたりの願いは叶わず、空港で倒れた亜紀は、その後、還らぬ人となるのだった……。そんなふたりの関係に、実は律子が関わっていた。入院中、朔太郎と亜紀はカセットテープによる交換日記のやり取りをしていたのだが、その受け渡しを手伝っていたのが、亜紀と同じ病院に母親が入院していたまだ小学生の律子で、彼女の失踪もそれを自身で確かめる為だったのである。果たして、亜紀の死やテープを届けていた相手が現在の恋人である朔太郎であったことを知った律子は、自らも事故に遭ったせいで渡せなかった“最後のテープ”を迎えに来た朔太郎に渡す。それから数日後、約束の地・オーストラリアへと向かった朔太郎と律子は、最後のテープに録音されていた亜紀の遺志を叶えるべく、彼女の遺灰を風に飛ばした。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2004年10月上旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:世界の中心で、愛をさけぶ

2004年6月下旬特別号

劇場公開映画批評:世界の中心で、愛をさけぶ

2004年5月下旬号

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:グラビア 大沢たかお、柴咲コウ、森山未来、長澤まさみ

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:大沢たかお インタビュー

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:柴咲コウ インタビュー

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:長澤まさみ インタビュー

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:森山未來 インタビュー

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:行定勲監督 インタビュー

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:対談 篠田昇(撮影)×中村裕樹(照明)

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:映画化までの道程~市川南×春名慶プロデューサー インタビュー

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:原作者・片山恭一&原作本編集者コメント

巻頭特集 「世界の中心で、愛をさけぶ」:作品評

2004年2月下旬決算特別号

HOT SHOTS:「世界の中心で、愛をさけぶ」

2004年2月上旬号

HOT SHOTS:「世界の中心で、愛をさけぶ」

2024/03/13

2024/03/13

90点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
吹替


過去を振り返る

15年ぶりくらいにこの作品を観た。
以前は森山直太朗の朔太郎と同じ視点で観ていた作品を今回は大沢たかおの朔太郎として観ることができた気がする。

この時期に再び観ることができてよかった。

2023/12/14

2023/12/14

72点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/スマホ 


追想

「セカチュウ」で一世風靡した作品。公開当初はそれほど良くも悪くも思わず、地元の話で流行だから見ただけというのが正直なところだ。自分たちの不幸を「助けてください」と声高にさらけ出すだけのドラマなら、この世にごまんとあるからだからだ。
しかし、今の私にはそういうふうには観えなかった。むしろジワってくる感情に抑えがきかない気分になった。失恋とは違って、死別というのは特別なことで、これは経験した者でないとわからないものだと最近感じるできごとがあった。おそらくこの作品をみてでる観客の反応はシラケるか、共感に震えるかのどちらかだろう。それは、死別して残された側の主観で描かれているので、どうしてもその経験をしたものなら自分の体験と重ねてしまわざるを得なくなっている。作品で泣くというより、自分の心の奥にしまっていたものが引き出されるような思いにさせられてしまうのだと思う。時を経て、私はそちら側の人間になっていたということを否応に感じさせられた。

2022/11/12

2022/11/12

73点

VOD/U-NEXT 

・どストレートな恋愛病気死別ストーリー 話題になった映画だが今回初めて鑑賞 王道ながら丁寧な脚本が良かった
・カセットテープを使ったメッセージのやり取り、現代パートがテープを聞くことで過去を回想する流れ、現在の婚約者が過去のテープを渡す少女で最後のテープが渡せなかったこと、テープを届けれなかった場面が交通事故で足に障害 現代過去の構成が巧み さすがの脚本と思ったら坂元さんも入ってました
・死の前のウェディングドレスでの写真撮影、脱毛した後の無菌室内での壁越しのキス、命を懸けてトライしたオーストラリア べたな展開のオンパレードだが心地よい
・まだ10代の長澤まさみの瑞々しさ、剃毛する覚悟 この当時から素晴らしい 病気になる前の日常、無人島への旅行の普段もただただかわいい

・最初に長澤まさみが森山未來のことが好きになる過程がなぜ?と思った

2022/08/02

70点

VOD 


長澤まさみの瑞々しさ

私は映画やドラマを見て泣くことはほとんどない。「泣ける映画」というキャッチフレーズも好きではない。
人はわざわざ泣きたくて映画を見るのか?
と思ってしまう。

そんな私が劇場で泣いてしまった数少ない映画。
それから数回見ているが、今では何に泣いたのかよくわからない。当時はそういう空気があったのだろう。
残念ながらこの映画、年月を重ね、熟成されて名作になっていくタイプのものではない。2004年のセカチューブームに乗って極めて商業的に成功した映画だろう。
それでも、この映画を2度3度と見てしまうのは、私の場合、ひとえに長澤まさみの魅力に尽きる。圧倒的な瑞々しさ。スクリーンいっぱいに溢れる輝き。
12歳で東宝シンデレラのグランプリ。この作品では亜紀とほぼ同年代だったと思われるが、早くも東宝の看板女優となる。
その後、日本を代表する大女優となりつつある彼女の原点として永遠に残る仕事だろう。

名カメラマン篠田昇の遺作としても記憶に留めたい。

2022/03/13

2022/03/13

60点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


愛を叫ぶなら

有名な作品だが観るのは初めて。
先般「余命10年」を観て、
この手のには何があったっけ?と考えて、浮かんだのが本作と、膵臓を食べたい話だった。

まあ、今頃になって観ているんだから、感じ方は微妙なんだがサクちゃんの行動が違和感ありまくり。

自分LOVEなんだなぁ。
大事にしたいとか幸せにしたいとかなくて、
若いときは仕方がないのかなぁと思いながらも。
あそこで出た言葉が「助けてください」とは。

うーん。

きっと助けてもらったんだろうなあ。大人に。

で、大人になってからもふらふらしてて。

自分の中心で愛を叫ぶ

まあ有名な作品なので観たことに後悔は全くないです。

大沢たかお部分は原作に追加されたもののようだが、確かに余計に感じる。
でも、これがなかったら、更に薄い感じになってしまうのかなぁ。

2022/02/10

2022/02/11

60点

選択しない 


号泣して辛くなるのがわかっていたからずっとみずにいた作品
最近Netflixを開くたびになぜだかオススメでずっと出てくるので、もう諦めて見ることに

亡くなってしまうのがわかっているから、前半はやはり号泣
途中からは先が見えてきて少し落ち着いた

今の彼女がこの子なの?と、現実味が薄い設定に冷静さを取り戻した感あり

なぜ若い2人がこんなにも惹かれあったのかをもっと描いて欲しかった
特別なものがあったはずなので