震災後の復興に希望があることを示す光

ももクロとの関わりから2015年には女川には三回も訪問するなど、女川については多少は知識を持っていると思っていたが、カタールとの奸計やマスカーという漁業復興の大いなる力になった冷凍施設は知らなかった。それに直後からのことのドキュメントもとても興味深いし、感動した。

地震大国にあって、いつなんどき被災者になる可能性がある日本において、巻き込まれてしまった後、この復興への希望の道筋を知っているということは大きな勇気につながるかもしれない。いつだって、この希望を諦めなくても良いというのは大きいものだ。

そういう意味で、この映画は広く日本中に、世界中にすら観て欲しいなと思った次第。

２，３物足りなかった点も上げておくと、女川が年寄りが黙ることで、若い力が生かされたという点を取り上げなかったこと。また町長が我歴ストックでギターでノリノリだったこと。
そう復幸祭だけでなく、我歴ストックなども少し紹介して欲しかった感もあったことくらいか。まぁ尺の都合もあるのだろうが。


ちなみに蛇足ながらワシも少し映っていた。いや単なる訪問者としてだからお恥ずかしい限りだ。