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鑑賞日 -  登録日 2015/01/29  評点 - 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
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50年代から60年代への社会変化を背景に、抑圧されていた女性が自分の声を手に入れるまでの物語、のはずなのだが、結局「悪い魔物におびえる可哀想な子ども」が「嘘はいけない」という罪悪感から真相を公にする、という図式にされているのがひどく残念。表現者としてのマーガレットの自意識は、ある意味、ウォルターの存在によって目覚めたのであり、そのせいで彼女が抱えることになった葛藤や、あるいは創作行為そのものの喜びに、ティム・バートンはもっと肉薄できる人であるはずだ。