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鑑賞日 2013/01/14  登録日 2014/10/08  評点 78点 

鑑賞方法  
3D/字幕 -/-
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地方都市の寂れゆく悲哀

函館市がモデルの架空の海炭市を舞台に、そこに暮らす様々な人々の5編の人間模様ー

海炭市のじっとり暗い空、重たい空気感は、観光都市としての北海道の街ではなく、寂れゆく地方都市の姿を見るようで、全編通して、もの悲しい雰囲気が漂っている。

私の実家も北海道だが、帰る度に寂れている感があるのは否めない。

佐藤泰志の短編小説の映画化。

監督も、脇役のあがた森魚も北海道出身。

全然、違うんだけど、佐藤正午を思い出した。

私はこの感じ嫌いではないです。

公開時から、ずっと観たかったので、観られてよかった。