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ブラックパンサー
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アカデミー賞にノミネートされたと聞いて、6年前にDVDで鑑賞した記録があるが、まるで覚えがない。当時もうたた寝したとメモがあるが、今回もぐっすり寝てしまった。 マーベルの一連作品にはどうしても乗れない。なぜか乗れない。 この映画の大きな世界と背景はなんとなく理解できる。マーベル初の黒人が主人公のドラマ。そしてアフリカの地下資源が、西洋文明よりずっと先進的だという世界観はわかる。 しかし王座をめぐる血の争いに、古くは「ハムレット」わかりやすいところだと「ライオンキング」とかを想像させるのだが、これ自体は珍しいものでもなんでもない。 ただ、2度目の鑑賞で前回見て忘れていた冒頭のシーン。現実世界のアメリカで、少年が空を見上げるシーンは象徴的だ。自分たちの知らない世界で大きな物語が進んでいるというマルチバース的な世界、これはまさにマーベルの真骨頂だが、そういう世界が本当にあるかもしれないと思わせる世界観は魅力的だ。 「ライオンキング」のムファサのように本流からはずされた血筋が、力で権力を奪い世界を牛耳ろうとする意思と、部族や人種を超えた対立を避けるための政策を進めようという意思の対立はどの時代にも存在する。 この映画が企画された時代は、オバマからトランプに代わる前だ。黒人社会が庇護される社会はいま、必ずしも確実ではない。移民排除の問題も含めて、この映画の背景にある現実は変わりゆく。
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