劇場はほぼ満席。どちらかというと高齢者（自分も含む）が多い中ちらほら若い方もいたのだが、若い方はいち早く睡爆していたようだ。それでもこの盛り上がりを歓迎したい。

劇場の大画面に「ファイブ」から始まるカウントダウンが響き、もうそれだけで満足。前日に見たスパイダーマンは他人だが、こちらは兄弟のよに親近感を覚える。あの頃テレビにかじりついて見たサンダーバードは、何よりもそのメカの斬新さがすごかった。今回の宣伝で初めてサンダーバードがウルトラセブンに影響したことを知り、さらなる満足感を覚える。

ドラマは極めて単純だ。しかし子供の頃気づかなかったペネロープがあれほど大金持ちだったとは知らなかった。運転手のパーカーに好き放題のことを指示し、大量の荷物を運ばせる。我々は当時トレーシー家族のこととしてドラマを毎回鑑賞していたが、この映画版ではペネロープの存在感と彼女の豪華な生活感、そして運転手を下に見て好き放題なことを言い実行させる姿が極めてインパクトがあった。