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エリア・カザン

  • Elia Kazan
  • 監督/製作/脚本/出演
本名
出身地 トルコ、コンスタンチノープル(現イスタンブール)
生年月日 1909年9月7日
没年月日 2003年9月28日

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略歴

【舞台出身の文芸映画の巨匠】トルコのコンスタンチノープル(現イスタンブール)生まれ。両親とともに幼い頃アメリカに渡る。イエール演劇学校を卒業、グループ・シアターに役者として舞台に立ち、また演出家として『欲望という名の電車』『セールスマンの死』『熱いトタン屋根の猫』で批評家賞を受賞、『お茶と同情』『青春の甘き香り』などで一流の演出家としての地位を築いている。この間の1934年にメンバーとともに短期間、共産党に入党している。このことが、戦後“赤狩り”で追求されたときに問題となる。44年、20世紀フォックス社に入社、「ブルックリン横町」(45)で本格的に監督デビュー。「影なき殺人」(47)は町の人々の信頼が篤い神父の殺人をめぐるサスペンスを描いたもの、「紳士協定」(47)は反ユダヤ主義を弾劾すべくユダヤ人になりきったライターの闘いを描いた問題作で、アカデミー賞作品賞、監督賞、助演女優賞を受賞。51年の「欲望という名の電車」は、テネシー・ウィリアムズの舞台劇の映画化で、自ら舞台演出もしたカザンが、アルコール依存症の姉をめぐっての陰惨な人間関係を描く。これもアカデミー賞の主演女優・助演男優・女優賞を獲得。49年頃からハリウッドでは左翼映画人の排斥運動が激しくなり、52年に赤狩り(共産党員の摘発)の第2回聴聞会に召還されたカザンは司法取引をして、11人の仲間の名前を挙げた。その中にはリリアン・ヘルマン、ダシール・ハメットの名前もあった。この告発行為は、後の彼の経歴と作風に暗い影を落とすことになるのである。【青春映画の秀作「波止場」「エデンの東」】54年の「波止場」は、やくざに牛耳られる港湾労働者組合に単身挑む男を描くもので、アカデミー賞作品賞・監督賞など8部門という大量受賞。そして、ジェームス・ディーンの主演デビュー作で、青春映画の永遠の名作「エデンの東」(55)を撮る。カザンはリー・ストラスバーグとともにアクターズ・スタジオを開設し、スタニスラフスキー演技の指導者として知られているが、この研究所から「波止場」のマーロン・ブランド、そしてディーンと2人の大物を輩出したことによりハリウッドに新風を巻き起こした。「草原の輝き」(61)は若者の愛とセックスを通して青春の光と影を描いた青春映画の佳作。カザンの小説の映画化「アメリカ アメリカ」(63) は、渡米の夢を追い続けるギリシャ青年の執念を、渾身の粘りで描いた3時間弱の大作。続いての自作小説の映画化である「アレンジメント・愛の旋律」(69)は、交通事故にあった広告マンが人生を見つめなおすという、「アメリカ アメリカ」の続編とも言うべき一編。そして遺作となった「ラスト・タイクーン」(76)は、1930年代のハリウッドの内幕を赤裸々に描いた内幕ものである。以降、監督としては実質的に引退する。99年、アカデミー賞名誉賞を受賞。

キネマ旬報の記事

2003年12月上旬特別号

追悼 エリア・カザン:

1999年5月上旬号

特別企画 第71回アカデミー賞のすべて:赤狩りの時代とエリア・カザン

1987年11月下旬号

巻頭スペシャル・インタビュー 東京国際映画祭に来た映画人22人:E・カザン

1970年2月下旬号

特別グラビア:アメリカ映画の巨匠たち エリア・カザン

座談会 エリア・カザンと現代アメリカと「アレンジメント」:佐藤忠男×品田雄吉×藤田繁夫×村上博基×白井佳夫

エリア・カザン監督全自作を語る:

1962年5月下旬号

新しいアメリカ映画の創造:特別会見記 バート・ランカスター、エリア・カザンは語る

1961年12月上旬号

特集 監督による監督論:エリア・カザン論  十二人の第一線日本映画監督がそれぞれ論ずる海外映画監督論。現場作家たちが、創作体験をとおして生んだ独自な映画論を展開する。

1961年11月下旬号

「草原の輝き」とエリア・カザン:青春期のありかた

「草原の輝き」とエリア・カザン:カザンらしからぬもの

1958年12月上旬号

「裸の大将」と一学生の投書:赤狩りの時代とエリア・カザン

1957年11月下旬号

エリア・カザンの思想と芸術:

1957年10月上旬秋の特別号

エリア・カザンの新作「群集の中の一つの顔」:

1957年9月下旬号

シナリオ:群集の中の一つの顔

シナリオ:群集の中の一つの顔 エリア・カザンの顔

1957年3月上旬号

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1956年増刊 世界映画監督大鑑

特集グラヴィア 世界第一線監督グラフィック:エリア・カザン

1956年2月上旬ベスト・テン発表記念号

特別グラフィック:エリア・カザン

キネマ旬報1955年度ベスト・テン特集:エリア・カザンの二つの顔

1954年7月上旬夏の特別号

エリア・カザン研究:カザン氏の三つの不思議

エリア・カザン研究:エリア・カザンの印象

エリア・カザン研究:舞台演出家としてのカザン