極道界の頂点を目指す男たちを描くVシネマ『日本統一』シリーズ10周年を記念し制作、主人公の一人・氷室蓮司の父親としての側面に焦点を当てた劇場版。椅子に縛り付けられた息子・悠太の写真が送られてきた氷室は、石沢の制止を振り切り一人台湾へ飛び立つ。監督は、『首領の道』などの任侠系Vシネマ作品や「修羅の群れ」などの映画を手がけ、『日本統一』シリーズは27作目以降を担当している辻裕之。主人公である任侠団体・侠和会の氷室蓮司を演じる本宮泰風は、本作でも総合プロデュースを務めている。台湾で本シリーズ初の海外ロケをしており、「野球部に花束を」の黒羽麻璃央が台湾で氷室をフォローする篠原将人を、「幽幻道士」シリーズのヒロイン・テンテン役で知られるシャドウ・リュウが台湾の刑事・楊愛玲を演じる。