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水平線(2023)

  • すいへいせん
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  • 平均評点

    72.6点(41人)

  • 観たひと

    53

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2023
公開年月日 2024/3/1
上映時間 119分
製作会社 STUDIO NAYURA(企画:STUDIO NAYURA/制作協力:G-STAR.PRO SHAIKER)
配給 マジックアワー
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督小林且弥 
脚本齋藤孝 
エグゼクティブプロデューサー坂岡功士 
プロデューサー太田あや 
齋藤寛朗 
撮影渡邉寿岳 
美術ホ・ジニ 
音楽海田庄吾 
録音加唐学 
小山海太 
整音反町憲人 
音響効果松浦大樹 
衣装藤原わこ 
ヘアメイク森川丈二 
キャスティング大川憧子 
制作担当小玉直人 
助監督伊藤良一 

キャスト

出演ピエール瀧 井口真吾
栗林藍希 奈生
足立智充 江田
内田慈 河手
押田岳 渡部
円井わん 沙帆
高橋良輔 城島
清水優 隼人
遊屋慎太郎 松山
大方斐紗子 平島
大堀こういち 箕輪
渡辺哲 清一

(C)2023 STUDIO NAYURA

場面

予告編


     

解説

俳優・小林且弥が「凶悪」で共演したピエール瀧を主演に迎え、初監督を務めた人間ドラマ。震災で妻を亡くした真吾は散骨業を営みながら、福島で娘の奈生と暮らしている。ある日、かつて世間を賑わせた殺人犯の遺骨が持ち込まれ、真吾は苦しい選択を迫られる。出演は、「青葉家のテーブル」の栗林藍希、「夜を走る」の足立智充。

あらすじ

井口真吾(ピエール瀧)は震災で妻を亡くし、福島の港町で一人娘の奈生(栗林藍希)と暮らしている。酒好きでだらしない一面もあるが、生活困窮者や高齢者を相手に格安で散骨を請け負っている。奈生は水産加工場で働き、母の死を未だに消化できないでいる。ある日、松山(遊屋慎太郎)という若い男が亡くなった兄の散骨の手続きに来る。真吾は複雑な事情を抱えた様子を察するが、その遺骨を預かる。やがて、ジャーナリストの江田(足立智充)が真吾を訪ねてきて、その遺骨がかつて世間を賑わせた通り魔殺人事件の犯人のものだと告げ、震災で多くの人が眠る海に殺人犯の骨を撒くのかと問う。真吾は、無関係な人間が口を挟むことではないと相手にしない。しかし、その後も被害者家族と真吾のやりとりをSNSで拡散するなど、江田は執拗な取材を続ける。拡散された動画を目にした奈生は言葉を失い、散骨に強く反対する。真吾は遺骨の見つからない妻への思いも相まって、「骨に価値なんかない」とはぐらかすが、奈生は「ほんの一欠片だけでもお母さんの骨が欲しい」と呟き、家を出て行く。真吾は葛藤の末、江田の誘いに乗り遺骨を返しに行くが、松山が除染現場で懸命に働いているのを見て引き返す。船を借り、一人で沖へと出た真吾は朝焼けの海へ散骨する。そして、真吾と奈生は散骨を巡って長年の思いをぶつけ合い……。

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