1959年東映入社、「くノ一忍法」で監督デビューし、「まむしの兄弟」シリーズや「木枯し紋次郎」シリーズに加え、「日本暗殺秘録」など、やくざ、任侠、時代劇、文芸、喜劇など多種多様の作品を手がけてきた映画監督・中島貞夫の創作の秘密に迫るドキュメンタリー。2018年に、中島監督が20年ぶりにメガホンを取った映画「多十郎殉愛記」の制作準備・撮影から公開に至るまでのメイキング映像を編集し、中島監督と親交の深い著名人へのインタビューを敢行。映画業界のみならず、各方面から愛される人物像や、京都での映画作り、ちゃんばらへの愛など、“巨匠・中島貞夫”のありのままを映し出す。監督・撮影・編集は、松原龍弥。京都国際映画祭2021、大阪アジアン映画祭2022で上映され好評を博した。