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母 小林多喜二の母の物語

  • ははこばやしたきじのははのものがたり
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  • 平均評点

    64.1点(20人)

  • 観たひと

    23

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル 文芸 / 伝記 / ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2017
公開年月日 2017/2/25
上映時間 112分
製作会社 現代ぷろだくしょん
配給 現代ぷろだくしょん
レイティング 一般映画
アスペクト比
カラー/サイズ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山田火砂子 
脚本重森孝子 
坂田俊子 
山田火砂子 
原作三浦綾子:(『母 小林多喜二の母の物語』(KADOKAWA刊))
エグゼクティブプロデューサー山田火砂子 
プロデューサー上野有 
撮影長田勇市 
美術津留啓亮 
装飾加藤健一 
録音沼田和夫 
照明村岡一誠 
編集岩谷和行 
衣装村島恵子 
ヘアメイク小堺なな 
ライン・プロデューサー櫻井陽一 
助監督増田天平 
CG岩谷和行 

キャスト

出演寺島しのぶ 小林セキ
塩谷瞬 小林多喜二
趣里 滝口タミ
山口馬木也 近藤牧師
徳光和夫 駐在
赤塚真人 安田医師
佐野史郎 安倍特高部長
渡辺いっけい 小林末松
真行寺君枝 
磯村みどり 金田夫人
浅利香津代 セキの母
神田さち子 山本夫人
加藤純平 
松本若菜 長女チマ
水石亜飛夢 小林三吾
月船さらら 
草薙仁 
上野神楽 
福原圭一 
露のききょう 宮本百合子
進藤龍也 
安田陽子 
崎野亜紀子 
秋元辰美 
平尾仁 
小磯聡一郎 
松野木拓人 
井上智之 
関戸将志 
中泉英雄 

(C) 現代ぷろだくしょん

予告編


     

解説

プロレタリア作家・小林多喜二の母・小林タキの半生を綴った三浦綾子の小説『母』の映画化。秋田県の貧しい小作農の娘・タキは、15歳で小林家に嫁いで三男三女を出産。次男の多喜二は小説家になったものの、危険思想の持ち主として国家権力に殺害され……。出演は「キャタピラー」の寺島しのぶ、「アウターマン」の塩谷瞬。監督は「山本慈昭 望郷の鐘 満豪開拓団の落日」の山田火砂子。

あらすじ

秋田県釈迦内村。小作農と小さなそば屋で生計を立てる貧しい家に小林セキ(寺島しのぶ)は生まれた。当時の小作人は、地主に50%もの地代を払わなければならなかったため、貧しい農家の娘たちは身売りするしかなく、セキの幼なじみも売られていった。学校へ行きたくても、男の行くところだと親から相手にもされない。15歳で小林家に嫁いだセキは、三男三女を生んで育てたが、長男は病死。次男が多喜二(塩谷瞬)だった。セキは優しい母親で、自分は字が書けなかったものの、多喜二は叔父の世話で小樽高商(現:小樽商科大学)を卒業して銀行に勤めるようになる。当時の銀行は大変な高給取りで、一生楽に暮らせるほどだった。しかし多喜二は、貧しい人の味方となって小説を書き、武器を作るお金で皆に白い米のご飯を、と反戦を訴え続けた。そんな彼の小説は危険思想と見なされ、遂に国家権力によって命を奪われてしまう。セキは自分の息子が悪い事などするわけがないと、多喜二を信じ続けていた。そんな折、娘のチマから教会に誘われる。そこでイエスの死について話を聞かされたセキは、何も悪い事をしていないのに殺されたイエスと多喜二の姿を重ね合わせ、 思いを巡らす……。

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2017年3月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「母 小林多喜二の母の物語」