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真夏の夜の夢(1936)

  • まなつのよのゆめ
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  • 平均評点

    67.0点(4人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1936
公開年月日 未公開
上映時間 133分
製作会社 ワーナー・ブラザース映画
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

シェークスピアの傑作夢幻劇の映画化で、ドイツ劇団第一の演出家といわれたマックス・ラインハルトが映画処女作品として製作したもの。脚色は「夫の日記」のチャールズ・ケニヨンが「最初の接吻」のメアリー・C・マッコール・ジュニアと協力し、監督にはラインハルトを助けて「流行の王様」「暁の砂漠」のウィリアム・ディターレが当たった。出演者は「シスコ・キッド(1935)」のジェームズ・キャグニー、「ブラウンの千両役者」のジョー・E・ブラウン、「春の夜明け」のディック・パウエル、「最初の接吻」のジーン・ミューア、「水曜日の恋」のヴィクター・ジョリー、「頑張れキャグニー」のオリヴィア・デ・ハヴィランド、ヒュー・ハーバート、アニタ・ルイズ、フランク・マクヒュー、ロス・アレクサンダー、アイアン・ハンター、ミッキー・ルーニー、ヴェリー・ティーズデール等の面々で、撮影は「水曜日の恋」のハル・モーアが主任である。音楽はメンデルスゾーンの原曲をエリック・ウォルフガング・コーンゴールドが編曲し、バレーはブロニスロワ・ニジンスカがニナ・テイラードの協力を得て按舞した。

あらすじ

アテネの都はわき返る様なにぎわいだ。大公が婚約者のヒポリタと共に帰ってこられて、明日は盛大な華燭の典が挙げられるのだ。街中が酔って笑っているのに、美しいハーミアだけは泣いている。父が選んだディミートリアスと結婚しなければ、法律通りに死ぬか、終生尼僧となるか、の他はない。で、思い切ってハーミアは恋仲のライサンダーと2人で魔の森に駆け落ちした。ハーミアの親友でディミートリアスに想いを寄せているヘレナは、この事を知らせてディミートリアスにハーミアを断念させようと彼に告げる。ところが彼は断念せずかえって2人を追って森にはいる。ヘレナもやむなく追跡する。一方森では妖精の王様オーベロンと女王ティターニアが仲たがいして、オーベロンは悪戯者の従者パックに旨を含めて女王を懲らしめる事とし、自分は用足しに赴く。そこへ、更に大公の結婚式の余興に芝居をやるアテネの職人達が、織工のボトムを先頭に芝居の稽古をしようと森へやってきた。森の夜は妖精の世界であるのに、人間どもが恋の鞘当てや芝居の稽古をしに来たとは生意気な、とパックは媚薬を用いて、ライサンダーもディミートリアスもヘレナに恋させてしまう。そして一方ではボトムの頭をろばの頭にして、妖精の女王ティターニアをボトムに惚れさせる。これで森の中は大騒ぎとなった。妖精達は地霊達が奏する不可思議なメロディに乗って、森中を踊り飛び交う。パックは1人手を打って笑い興じ、人間どもの愚かさに腹を抱える。ところへ、オーベロンが帰ってきて、パックの悪戯が度を過ぎる、と叱りつける。その時分には東の空が明るみ始め、やがて夜があける気配だ。妖精達に日の光は大禁物、戯れ騒いでいた一同はどこかに姿を消してしまう。そして媚薬の呪い解けてライサンダーとハーミア、ディミートリアスとヘレナとが改めて愛を得る。ボトムの頭も元の人間に返り、職人達の芝居は大好評を博する。大公の結婚式が済むとライサンダーとハーミア、ディミートリアスとヘレナの結婚も大公のお許しを得て挙げられ、四方八方円満の太平業となる。

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