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葛城事件

  • かつらぎじけん
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  • 平均評点

    73.0点(722人)

  • 観たひと

    974

  • 観たいひと

    115

  • レビューの数

    118

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016/6/18
上映時間 120分
製作会社 「葛城事件」製作委員会(ファントム・フィルム テレビマンユニオン コムレイド)(製作プロダクション:テレビマンユニオン)
配給 ファントム・フィルム
レイティング PG-12
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督赤堀雅秋 
脚本赤堀雅秋 
エグゼクティブプロデューサー小西啓介 
製作杉田浩光 
西田圭吾 
プロデューサー藤村恵子 
撮影月永雄太 
美術林千奈 
装飾湊博之 
音楽窪田ミナ 
録音菊池信之 
照明藤井勇 
編集堀善介 
衣裳高橋さやか 
ヘアメイク浅野有紀 
ラインプロデューサー金森保 
制作担当和氣敏之 
助監督茂木克仁 

キャスト

出演三浦友和 葛城清
南果歩 葛城伸子
新井浩文 葛城保
若葉竜也 葛城稔
田中麗奈 星野順子

(C)2016「葛城事件」製作委員会

解説

初監督作「その夜の侍」で注目を集めた劇団THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋が、再び自身が作・演出を手掛けた舞台劇を映画化。どこにでもいる平凡な家族・葛城家が、次男が起こした無差別殺人事件をきっかけに、崩壊へと向かってゆく。葛城家の一家を演じるのは、「64 ロクヨン」二部作の三浦友和、「さよなら歌舞伎町」の南果歩、「俳優 亀岡拓次」の新井浩文、「明烏 あけがらす」の若葉竜也。

あらすじ

どこにでもありそうな郊外の住宅地。ボソボソと『バラが咲いた』を歌いながら、葛城清(三浦友和)は、古びた自宅の外壁に大量に落書きされた“人殺し”、“死刑”などの誹謗中傷をペンキで消している。やがて庭に移動すると、庭木にホースで水を撒きながら、ふとこの家を建てた時に植えたみかんの木になる青い実に手を伸ばす……。親が始めた金物屋を引き継いだ清は、美しい妻・伸子(南果歩)との間に2人の息子も生まれ、念願のマイホームを建てる。思い描いていた理想の家庭を築き上げたはずだった。しかし、その想いの強さが、家族を抑圧的に支配するようになっていたことに、清は気付いていなかった。長男・保(新井浩文)は、子供の頃から従順でよくできた子供だったが、対人関係に悩み、会社からのリストラを誰にも言い出せずにいた。堪え性がなく、アルバイトも長続きしない次男・稔(若葉竜也)は、ことあるごとに清から責められ、理不尽な想いを募らせる。そんなある日、清に言動を抑圧され、思考停止のまま過ごしていた伸子が不満を爆発させ、稔と共に家出。これをきっかけに、葛城家は一気に崩壊へと向かってゆく。稔が無差別殺人事件を起こして8人の人間を殺傷、死刑宣告を受けてしまう。次第に精神のバランスを崩し、廃人のようになってゆく伸子。さらに、死刑制度反対を訴える女性・星野順子(田中麗奈)が、稔と獄中結婚するが……。

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