伝説の魔法族の姫である少女サナ(声:田辺桃子)は、世界中に散り散りになった仲間を探す旅をしていた。そんな彼女を助けるため、シンドバッド(声;村中知)はバハル号の船員アリ(声:永澤菜教)や仲間たちと共に魔法族を求めて大海原に乗り出していく。ところが、嵐でバハル号が損傷、その修理のため近くの島に立ち寄ることになり、シンドバッドたちはボートで島に上陸する。そんな中、サナは仲間が残したという神聖な力を司る謎のランプの力を感じ、シンドバッドとサナ、アリ、そしてお猿のミミはランプの捜索に乗り出す。すると水の上を走る青い馬や、船ほどもある巨大な足跡に遭遇。さらに大地が振動していることに気付くが、謎を追い奥へと進むシンドバッドたちはバハル号とはぐれてしまう。やがて島全体が動き始め、サナを狙うダールの魔の手が迫ってくる……。