1871年、モルモン教徒の開拓者の幌馬車隊が、ユタとアリゾナの境、サン・フワンに新しい土地を求めて出発した。トレイヴィスとサンディの護衛で、一隊は自然の障害をものともせず進んだ。途中一行は飢えた見世物師の一団を拾い上げた。一団中の踊子デンヴァアはトレイヴィスにほのかな好意を寄せた。一行がインディアンのナヴァホ族と交歓している時、町の金庫を襲って逃れた悪漢の一味が食物を求めて来た。一味の1人がインディアン娘を犯したので、教徒は彼に制裁を加えたが、このため一味はたえず一行につきまとうようになり、ついに行進の主導権を握ってしまった。役人が追って来た時も、彼らは教徒を脅迫して白をきらせた。最後の山越しがほとんど完了した時、悪漢は教徒の長ウィッグスを殺そうとした。サンディはかくし持った拳銃で悪漢を倒し、トレイヴィスとウィッグスの機敏な協力で、一味を全滅させた。今、新天地は彼らの前に開けている。