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TATSUMI マンガに革命を起こした男

  • たつみまんがにかくめいをおこしたおとこ
  • TATSUMI
  • TATSUMI
  • 平均評点

    70.8点(76人)

  • 観たひと

    108

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 伝記
製作国 シンガポール
製作年 2011
公開年月日 2014/11/15
上映時間 96分
製作会社 Infinite Frameworks Pte=Zhao Wei Films
配給 スターサンズ
レイティング R-15
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督エリック・クー 
原作辰巳ヨシヒロ:(「劇画漂流」(青林工藝舎刊))
エグゼクティブプロデューサージャクリーン・クー 
マイケル・ウェーバー 
プロデューサーエリック・クー 
フレディ・ヨー 
フィル・ミッチェル 
音楽クリストファー・クー 
クリスティン・シェーム 

キャスト

出演(声)別所哲也 
辰巳ヨシヒロ 

(C)ZHAO WEI FILMS

解説

子供向けだった漫画に対して大人の読み物としてストーリー劇を描く劇画という言葉を生み出し革命をもたらした辰巳ヨシヒロの半自伝的作品『劇画漂流』をもとにしたドキュメンタリー。苦悩と葛藤の連続である彼の足跡と1970年代に発表された5編の代表作をアニメで描き、作品世界と融合させている。辰巳ヨシヒロ本人が原画とナレーションを担当。「大統領のクリスマスツリー」など俳優として活躍する一方ショートショートフィルムフェスティバルを主宰し国内外へ文化の発信を精力的に行う別所哲也が、本作の中で6役もの声を務めている。第64回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品、第84回アカデミー賞外国語映画賞シンガポール代表作品。

あらすじ

戦争が終わって間もなくの頃、少年だった辰巳ヨシヒロは漫画を描くことに熱中していた。敬愛する手塚治虫との出会いを経て、漫画家としての道を歩むことを決意。出版社に認められデビューし貧しい家計を支えていくが、当時子供向けで笑いに重点が置かれていた漫画に疑問を感じていた。1957年、辰巳は大人に向けたドラマ性のあるストーリー劇を写実的な描写と動きのあるコマ割りで描く手法を確立させ、その手法を用いたものを劇画と名づけた。劇画はまさに従来の漫画に対する革命だった。後の劇画ブームへとつながり、現在の青年漫画にも影響を与えて続けている。大人が楽しめる表現の可能性を探る辰巳の半生を描く。

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