巷で囁かれている、イジメの復讐を代行する組織があるという噂が、とある新聞社の週刊誌の編集マン・尾藤(ユキリョウイチ)の耳に入る。その情報に尾藤は興味を示さないが、正式に取材の命令が下る。その頃、自宅に帰宅した女子学生・佐伯美鈴(多田愛佳)が、何者かに襲われ、連れ去られる。美鈴は気づくと、学校の教室らしいところにいた。そこには、ネイリストの荻原裕子(平嶋夏海)、PTA役員の村上知加子、ニートの田島新太郎、野蛮な男・薮田秋司が、同じく強制的に連れてこられて閉じ込められていた。5人は逃げようと試みるが、出口は塞がれ、監視されていた。部屋に置かれているモニターから授業が行われ、出された問題に答えられないと、悪夢のような“×ゲーム”が執行される。尾藤は、刑事の木下(名高達男)と接触する。組織による事件の情報を掴んだ尾藤は取材を重ね、組織に近づいていく。一方、美鈴たち5名は、地獄のサバイバルゲームから逃れられずにいた。そしてゲームが進むにつれ、ある不可解な事実が明らかになっていく……。