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ストリートファイター(1975)

  • すとりーとふぁいたー
  • The Streetfighter
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  • 平均評点

    65.4点(67人)

  • 観たひと

    112

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1975
公開年月日 1975/10/10
上映時間 0分
製作会社 ローレンス・ゴードン・プロ
配給 コロムビア映画
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

嵐が吹き荒れる1930年代のニューオリンズを舞台に“ストリートファイター”と呼ばれる殴り屋たちの凄烈な生き方を描く。製作総指揮はポール・マスランスキー、製作はローレンス・ゴードン、監督・脚本は「ゲッタウェイ(1972)」のウォルター・ヒルで第1回作。撮影はフィリップ・ラスロップ、音楽はバリー・デヴォーゾンが各々担当。出演はチャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ジル・アイアランド、マーガレット・ブライ、ストロザー・マーティン、マイケル・マクガイア、ニック・ディミトリなど。

あらすじ

1936年のニューオリンズは、暗い不況の嵐の中でものういジャズの音色に身を沈めていた。そのニューオリンズのうらさびしい駅に、労務者姿の男がおりたった。彼の名はチャニー(チャールズ・ブロンソン)といった。屋台で粗末な食事をすませたチャニーは、喚声が聞こえる倉庫に向かった。そこでは、裸の大男が対峙し、大ぜいの労務者ふうの観客がとりまいたいた。勝負が始まり、二人のストリートファイターは壮烈に殴り合い、蹴り合い、取っ組み合った。その夜、ある料理屋でチャニーは倉庫にいたストリートファイターのマネージャー、スピード(ジェームズ・コバーン)に自己紹介した。「俺なら勝てるぜ」。最初うさん臭そうだったスピードもチャニーの申し出を承諾した。翌日の試合でチャニーは何なく相手を倒した。賭金で安アパートを借りたチャニーはルーシー(ジル・アイアランド)という女性と知り合った。一方、チャニーという素晴らしいファイターを得たスピードは、この世界のチャンピオン的存在であるジムに勝負を申し込んだ。しかし、ジムのマネージャー、ギャンディル(マイケル・マクガイア)は、ファイト・マネー3千ドルでなければ勝負しないと断った。資金集めと並行して、スピードは昔なじみのトレーナー、ポー(ストロザー・マーティン)をチャニーに引き合わせた。どうにか3千ドルの工面がついたスピードは、再びギャンディルに試合を申し込み、決戦が成立した。発電所の一遇、高い網が四方を取り囲むリングで死闘が始まった。チャニーのパンチも、小山のようなジムの肉体には通用しない。ジムは薄気味悪い笑いをうかべてパンチをくり出す。肉体が音をたてて激突する。だが、素早いフットワークと連続パンチで、チャニーはジムをノックアウトした。チャニーとスピードには9千ドルという大金がころがり込んできた。しかしスピードはその分け前をバクチですってしまい、高利貸しのル・ボーから命まで狙われるようになった。そんなとき、ジムのマネージャー、ギャンディルから、チャニーを共有して5千ドルずつ利益を分けようと申し入れがある。生来の流れ者チャニーはこの申し出を断った。そのためにギャンディルは、いかにもプロという感じのファイターを雇ってチャニーにぶつけようとした。ル・ボーと手を組んでスピードを倉庫に監禁したのだ。ルーシーとの決定的な別離もあってチャニーはこのファイトに自分の5千ドル賭けた。彼は、ギャンディルのファイターをも倒してしまった。チャニーは勝った金をスピードとポーに分けると、またあてのない旅に出発していった。

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