ポール・カーシー(チャールズ・ブロンソン)はロサンゼルスから、ニューヨークに引っ越してきた。かつての友チャーリーに会いに彼のアパートへ出かけるが、旧友はストリート・パンク・ギャングの一団に惨殺されていた。その場でカーシーは逮捕され74分署へ連行される。署の主任シュライカー(エド・ローター)は、カーシーが10年前、この街の殺人鬼やレイプ魔を一掃した男であることを知っており、釈放する代わりにギャングたちを始末しろと持ちかける。そんないきさつを知らない官選弁護士のキャサリン・デービス(デボラ・ラフィン)は、警察の不当逮捕に抗議し人権を主張するようカーシーに勧めた。フレーカー(ギャバン・オハーリヒー)らギャングたちは、ニューヨークの一角を完全に支配しており、レイプ、殺人、強盗と善良な市民を徹底的にいたぶり尽くしていた。カージーは、チャーリーの親友だったベネット(マーチン・バルサム)に街の状況を聞き、宣戦を布告する。スーパーマグナム(475口径のウィルディ.マグナム)を手に、罠を仕掛けてはギャングどもを有無を言わさず撃ち倒していく。が、こんな街を出ようと決め、カーシーと一夜を共にしたキャサリンがフレーカーたちの襲撃に遭い命を落とす。激しい抗争のあまり一度は署に保護されたカーシーだったが、そこを抜け出しギャングとの闘いに挑んでいく。最初は温厚で被害者に甘んじていた住民たちも、ついに銃を持って立ち上がる。カーシー、住人、警察が協力してギャングの大群と闘う白昼の市街戦の末、街は平和を取り戻す。