ヨーロッパの森の奥深くで調査団を指揮する鴻上ファウンデーションの鴻上会長(宇梶剛士)。彼らが探しているのは、800年前に様々な生物のパワーを秘めたオーメダルを作り出した科学者と、その人物が持つ“失われたメダル”だった。だが封印を解くことに成功した途端、そのヨーロッパの森林と新宿一帯が、まるでメダルを裏返すかのように入れ替わってしまう。蘇ったのは、特に強力なメダルを作る能力を持ち、時の王に疎まれて封印された錬金術師ガラ(酒井美紀)。蘇ったガラはこの世界を終わらせ、新しい世界の王=オーズになると宣言し、使い魔たちを使って人間の欲望を集め始める。その影響を受けて、映司(渡部秀)=仮面ライダーオーズと、映司とコンビを組んでメダルを集めるアンク(三浦涼介)たちの周辺地域が江戸時代の世界と入れ替わってしまう。さらに、2人はコアメダルを狙うガラが生み出した怪物ヤミーたちと戦う羽目に。オーズに変身するために必要なメダルを次々に奪われ、大ピンチに陥る映司たち。出会った町人や八代将軍・吉宗(松平健)に窮地を救われるものの、人々の欲望によって世界の終焉は刻一刻と進んでゆく。起死回生の鍵を握るのは誰か。映司やアンクたちは世界の終焉を防ぐことができるのか……?