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てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡

  • てぃだかんかんうみとさんごとちいさなきせき
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  • 平均評点

    64.2点(122人)

  • 観たひと

    216

  • 観たいひと

    14

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/4/24
上映時間 120分
製作会社 「てぃだかんかん」製作委員会(博報堂DYメディアパートナーズ=よしもとクリエイティブ・エージェンシー=小学館=ワーナーミュージック・ジャパン=キングレコード=ガンジス=琉球放送=リーライダーす=アートプリント=第一製版=ショウゲート)(制作プロダクション リーライダーす)
配給 ショウゲート
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督李闘士男 
脚本鈴木聡 
林民夫 
原作金城浩二:(小学館刊)
企画川井潤 
岡本昭彦 
プロデューサー春名慶 
藤原恵美子 
中村陽介 
撮影中山光一 
水中撮影長田勇 
美術矢内京子 
装飾井上静香 
音楽coba 
主題歌山下達郎:(「希望という名の光」ワーナーミュージック・ジャパン)
録音横溝正俊 
音響効果岡瀬晶彦 
照明常谷良男 
編集宮島竜治 
スタイリスト片柳利依子 
ヘアメイク百瀬広美 
アソシエイト・プロデューサー片岡秀介 
助監督吉村達矢 
スクリプター生田透子 
VFXスーパーバイザー小坂一順 

キャスト

出演岡村隆史ナインティナイン金城健司
松雪泰子 金城由莉
吉沢悠 佐加伊保
國村隼 比企連平
原田美枝子 金城花江
伊藤明賢 
赤堀雅秋 
児玉絹世 
比嘉奈菜子 
金城琉斗 
福田加奈子 
特別出演渡部篤郎 緑川靖治
友情出演長澤まさみ 美ら島沖縄大使

解説

世界で初めてサンゴの移植産卵に成功した金城浩二氏の原作をベースに「デトロイト・メタル・シティ」の李闘士男監督が映画化。出演は「いけちゃんとぼく」の岡村隆史、「沈まぬ太陽」の松雪泰子、「夕凪の街 桜の国」の吉沢悠、「板尾創路の脱獄王」の國村隼、「60歳のラブレター」の原田美枝子など。

あらすじ

金城健司(岡村隆史)は、時を忘れて海ばかり見ているような子供だった。大人になってからは、様々な職に就いたがどれもうまくいかない。事業の失敗で抱えた借金を返すために名古屋で働くが、海が恋しくなった健司は幼なじみの由莉(松雪泰子)と結婚するために故郷の沖縄に帰ってくる。母・花江(原田美枝子)に結婚を反対された健司は、友人の啓介(伊藤明賢)が経営するダイブショップの倉庫を勝手に改装、サンゴのあるバーを開店する。店は思いのほか大繁盛、健司は晴れて由莉と結ばれる。ふたりの子供に恵まれた健司の店は順調に支店を増やしていくが、借金完全返済と4号店オープンを祝う会で、健司は「今日で店を全部やめる」と宣言する。沖縄の海は、開発や温暖化の影響を受けて悲鳴をあげていた。海の生き物の多くが生息するサンゴ礁は死滅状態。由莉や子供たちにあの美しかったサンゴの海を見せてやりたい。その願いだけで健司は、サンゴを養殖し、海に移植するという大胆な計画を決意したのだった。店を応援してきた保(吉沢悠)ら友人たちは唖然とし、花江は激怒するが、由莉だけは優しく微笑んでいた。閉店したバーにいくつもの水槽を運び、試行錯誤が始まる。やがてサンゴは順調に成長、次は海への移植作業だったが沖縄県庁から、漁業組合の許可なしに勝手に植えてはならないと待ったが入る。健司は組合長の比企連平(國村隼)を訪ねるが、連平は「サンゴが増えても儲からない」と健司を切り捨てる。しかしその後、どういう心境の変化か連平は健司に協力を約束。数日後、20人ほどのダイバーの手でサンゴ移植が行われた。琉球国際大学の准教授・緑川(渡部篤郎)は健司の功績を称え、海洋生物シンポジウムでの発表を勧めるが、専門用語が理解できない健司の発表は大失敗。逃げるように会場を出た健司に緑川は、移植だけなら海の飾りだが、サンゴが産卵すれば命が海に根付いたことが証明されると語る……。

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