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屋根裏の散歩者(2006)

  • やねうらのさんぽしゃ
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  • 平均評点

    51.6点(18人)

  • 観たひと

    29

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2006
公開年月日 2007/7/7
上映時間 87分
製作会社 アートポート
配給 アートポート
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督三原光尋 
脚本井土紀州 
原作江戸川乱歩 
製作松下順一 
プロデューサー武内健 
撮影芦澤明子 
美術中川理仁 
音楽監督遠藤浩二 
録音二瓶尚穂 
照明米川史朗 
編集菊井貴繁 
VE宇津野裕行 
制作担当村田亮 
助監督菅原丈雄 
アシスタントプロデューサー佐藤嘉一 

キャスト

出演嘉門洋子 富岡奈緒子
窪塚俊介 桜井優介
村木仁 
永瀬ひかり 家政婦・カオリ
清水萌々子 マドカ
遊井亮子 
木下ほうか 阿久津(夫)
でんでん 阿久津(妻)

解説

江戸川乱歩原作の同名小説の映画化。これまでに3度映画化された乱歩の代表作を監督するのは、「村の写真集」の三原光尋。出演は嘉門洋子、窪塚俊介。本作は、同時期に制作された「人間椅子」とあわせて「エロチック乱歩」と銘打たれ、週替わりのレイトショーで上演された。

あらすじ

女性記者・富岡奈緒子(嘉門洋子)は、異端の画家・郷田三郎の取材として、郷田が生前暮らしていた東栄館を訪れる。おどろおどろしい世界を描いた郷田の作品群が室内を飾り、不気味な雰囲気を醸し出す館。郷田ファンの奈緒子は、夢中で取材を行うが、その夜、悪夢にうなされる。翌朝、奈緒子の体には、蝋の跡が残っていた。不審に思いながらも、奈緒子は、館の住人達に生前の郷田について尋ねる。ところが療養中の青年・優介(窪塚俊介)は、郷田を精神病だと言い放ち、深入りしないようにと奈緒子に苦言を呈す。納得のいかない奈緒子だったが、マドカという少女から、郷田が屋根裏を好んでいたと聞かされると、自らも屋根裏へ上っていく。天井から覗く館の住人達の隠された姿に、奈緒子は目を見はらずにはいられなかった。そして、奈緒子は館の一番奥の部屋に、縄で椅子に縛りつけられている女性を発見する。いったんは引き返した奈緒子だが、ドアに鍵がかかっていることにも興味をそそられ、遂に天井裏からその部屋へ足を踏み入れる。縛られた瀕死の女性の姿は、郷田の絵を連想させた。夢中でカメラに収める奈緒子だったが、その時、部屋の外に物音を聞き、慌てて押入れに隠れる。ドアを開けて入ってきたのは、手にナイフを持った白塗りの顔をしたピエロだった。ピエロは笑いながら、ナイフを振り上げる。そして、目を覆わんばかりの光景が繰り広げられる。

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