デザイン会社に勤務するシングルマザーの里中悦子(内山理名)は、ある日仕事で画家の島崎ノブヒロ(平田満)のアトリエを訪問する。悦子のことを昔から知っているかのような態度を取るノブヒロは彼女をモデルに絵を描きたいと言い出す。戸惑いながらも承諾する悦子。ノブヒロのアトリエに通う毎日の中で、二人は親しくなっていった。しかし悦子の一人娘・彩香がノブヒロに異常なまでに怯えるのは何故なのか?彩香が高熱を出してうなされた翌日、悦子はノブヒロが謎の死を遂げたことを警察から聞かされる。その死亡推定時刻にノブヒロが自分のアパートにやってきたことを言いそびれてしまう悦子。不可解な謎を解くために悦子はノブヒロの封印されたアトリエに忍び込む。そして悦子はそこでノブヒロと自分を繋ぐ驚愕の事実を知るのだった……。